俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句679・遺留品9・栗山政子01・2024-12-18(水)
○「拾ひたる捻子を机に冬籠」(栗山政子01)
○季語(冬籠・三冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:拾ったのは路上ということも考えられるが、これは部屋の箪笥の下あたりであろう。はて、拾ったのはいいが何の捻子(ねじ)であるか思い出せない。いずれ何かに必要な捻子なのだろう。とりあえずは机に入れておく。「冬籠」とはそんな季語であることを掲句は納得させる。
○栗山政子(くりやままさこ)
○好きな一句「列島の片側は雪セロリ嚙む」02
○季語(セロリ・三冬)(「→俳句同人誌・ふう」より引用)
【Profile】:1942年東京都出身府中市在住。1982年「青山」入会、→山崎ひさをに師事。第17回(2002年度)俳壇賞受賞。2003年「田」(→水田光雄主宰)創刊参加。2016年「田」退会、俳句同人誌「ふう」創刊代表。