俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句678「湯婆の冷めてしまひし重さかな」(『蕩児』1989)(中原道夫)

2024-12-10 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句678・質感87重40・中原道夫06・2024-12-10(火)
○「湯婆の冷めてしまひし重さかな」(『蕩児』1989)(→中原道夫06)
○季語(湯婆・三冬)(「名句集100冊から学ぶ俳句発想法(→ひらのこぼ)(草思社)」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそつてとにぬねのはひふへほゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:熱いうちの湯婆(ゆたんぽ)も、冷めてしまった後の湯婆もその質量に変わりはないであろう。しかし冷めた後の湯婆が重くなる、という作者の切れのある断定である。

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