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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■特集俳句613「花種を蒔きて夕暮迎へけり」(『艸』2020)(山本潔)

2023-03-31 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句613・きれきれ俳句1-7けり3・山本潔01・2023-03-31(金)
○「花種を蒔きて夕暮迎へけり」(『艸』2020)(山本潔01)
○季語(花種蒔く・仲春)(「→朔出版」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5【→俳人一覧(いいいたうえすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:今日一日で行ったことは「花種を蒔いた」ことのみであった。その準備から後始末までをゆっくりと。夕暮を迎えるために。


山本潔(やまもときよし)
○好きな一句「艸といふ艸を愛でゐて夏はじまる」(『艸』2020)02
○季語(夏はじまる・初夏)(引用同上)※「艸」:草類の総称。くさの並んで生え出るさまを表した字。草に同じ。

【Profile】:1960年埼玉県秩父市出身。「花暦」(→舘岡沙緻主宰)、「海程」(→金子兜太主宰)を経て、2020年「花暦」の後継誌として「」を創刊主宰。


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