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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■挿絵俳句613「琺瑯に白を煮詰めるさくら時」(鎌田透次)

2023-04-01 04:56:00 | 挿絵俳句

○挿絵俳句613・牛乳の・透次627・2023-04-01(土)
○「琺瑯に白を煮詰めるさくら時」(→鎌田透次627)【→Haiku and Illustrationへ →第13句集50句へ】
○季語(さくら時・晩春)

dazzling white milk
warm the milk in a pan
cherry blossom's season / Touji

【作句メモ】:牛乳を白いホーローの小鍋で温める。表面に薄い膜ができる直前に鍋を火から下ろすように。たとえ幕ができても舌で転がす楽しみができる。牛乳を温めて飲む時期もそろそろお終いの花の時期である。


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