○特集俳句490「椀は浮き茶碗は沈み祭の夜」（『手毬歌』2012）（福井隆子）

○特集俳句490・台所用具俳句1-9（茶碗）・福井隆子03・2020-08-08（土）
○「椀は浮き茶碗は沈み祭の夜」（『手毬歌』2012）（→福井隆子03）
○季語（祭の夜・晩夏）（「俳句201301」より引用）【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4　→俳人一覧（あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や～）】

【鑑賞】：水に浮かぶ木の椀と沈む瀬戸物の茶碗。洗い桶を使っての食器洗い。祭で親類縁者が大勢集まっているのだ。人が集まることを祭と呼ぶ。こんな情景が見られるのはいつになるのか。