自分と自分を取り巻く環境

内面は外面を表す鏡

外面は内面を表す鏡

と言えます。


既にお伝えしている

心と体の深い関係は

その一部をあらわしたものです。



内面と外面との関係は

自分と自分を取り巻く環境

にも同様に当てはまります。


自分の状態が具体的現象として

外側に出てきます。


例えば

色々な考えが浮かぶのだけど

頭の中が整理しきれず

何をやっていいのか分からない人は


自分の家の中がごちゃごちゃで

いらないものが沢山あり

ゴミ屋敷状態だったり…



その人の精神面でのバランス感覚が

TPOの状態も含めた中での

服装のコーディネート・色彩感覚

に出てしまったり…



その人の質と

友達の質がリンクしていたり…


など


その人の考えていることや内面が

現象としてあらわれます。



そのため

考えていることや内面を変えると

現象が変わります。



他方

現象を変えることで

自分が変わったりもします。



住んでいる場所を変えることで

憂鬱な気分から解放されたり…



きちんとした身なりをすることで

その恰好にふさわしい態度を

とるようになったり…



きれいな車に乗ることで

運転の注意力やマナーが向上したり…



付き合う人を変えることで

より自分が前向きになったり…



習慣を変えることで

気づいたら違う自分になっていたり…



しかし

自分を取り巻く環境が自分にとって

非常に耐えられない状態で

その環境を変えたとしても



現象の影響を受けて

自分が変われなかった

あるいは変わらなかった場合



新しい環境でも

以前の環境と同じようなことが

起こったりします。


むしろ以前よりひどい状況を

招くことさえあります。



それは“つらい”という現象に

フォーカスしてしまい

そこから逃れよう

現象だけを変えようとしたらかです。



この場合

新しい環境に身を置いたとしても

自分の考え、生きる姿勢、人との接し方

日々の行動が変わらないと

以前と同じ状況が引き寄せられます。



自分と自分を取り巻く環境は連動しています。