感情の活用

私たちの多くは

感情の取り扱いを学んできませんでした。



そればかりか

感情を無視したり

無理に押さえつけたり…


その結果

一気に感情が爆発したり

感情のコントロール不能に陥ったり…


という状況を招いてしまっています。



以上のことを

以前、“感情の取り扱い”

というタイトルで触れました。



そして

感情の、そのような側面から

“感情”と言うと

ある種のネガティブなニュアンスを

伴っていたりします。



確かに感情には

ものを破壊するパワーがあります。



しかし、その一方で

ものを創造するパワーもあります。



ものを創造するためには

最初にイメージすることから始まりますが

イメージに感情が伴うと

実現可能性は高くなります。



どういうことかと言うと…


単に望ましい姿をイメージするだけでは

現実は変わりません。


行動を起こすことによってのみ

現実は変わります。


そのとき感情は

行動を起こすための“起爆剤”としての役割を

果たします。



例えば

将来のビジョンを描くときに

感情を用います。



良い感情、ワクワクする感情を持ちながら

なりたい将来像、望ましい将来像

をイメージします。



なりたい将来像、望ましい将来像

をイメージすることによって

ごく自然に

良い感情やワクワクする感情を持つ

という場合もありますが…



そのような

イメージングを

繰り返し行っていると…


その望ましい姿が

プラスのイメージとともに

潜在意識に

強化されて刻み込まれていき…


その状態が当たり前の

感覚に思えてきて…


望ましい姿を実現するための

行動となって現れてきます。