白っぽいキュウリ !?

岡山での庭畑でのキュウリ、白っぽいでしょ

これが今は少なくなった「ブルーム」と言われる白い粉です。

　

指で触ると、緑色が出てきす。

この緑の状態（ブルームレス）が、普段スーパーに並んでいるキュウリですよね　

「ブルーム」は、表面の細胞が変化して、白く細かい毛になったもので、水をはじく役割があります

桃やぶどうの表面の粉状の毛と同じなんですよ

自然に分泌されるものなので安全なんですが、農薬と間違えられて敬遠されます。

それで今では色っぽくないブルームレスのキュウリが一般化しました。

皮が固く中が軟らかで、お漬物には向かないのです。

病気にも弱いらしく、農薬も必要になるとか～～、皮肉ですね

そして良く見ると、トゲ見えますか

痛いくらいです　

未成熟な実を守るための様ですよ

完熟のキュウリは、黄色です。

時々収穫忘れのキュウリが巨大な黄色のキュウリになっているの見たことないですか？

それで「黄瓜（キュウリ）」と呼んでいたのです。

キュウリは水が好きで、梅雨時なのでぐいぐい伸びます。

朝捥ぎたてをそのままお弁当に1本、切らずに持参しました。

おもむろに、何も付けずにボロボロとかじりましたよ

キュウリ本来の味が凝縮していて、とっても美味しかったです

 

　　　　　　　　　　

 

他にも、野菜の話、いっぱいしたいと思います。

明後日と急ですが、いらしていただけると嬉しいです

 

 

【お知らせ】

7月7日（土）14：00～15：30

メガネの三城　神戸三宮店（そごう新館9階）

『夏本番！ 夏野菜のヒミツ!! 』

参加費　：　500円（試食とレシピ付き）

申込先　：　078-241-1001　メガネの三城

 

 

未熟ぶどうの利用：アグリーダ

7月1日ぶどうの袋掛けをした際、たくさんの未熟ぶどうを切り落としました。

普通はそのまま利用法を知らずに帰ってしまうのですが…。

落としたぶどうを大事に集めて、持って帰るご夫婦を発見

「どうされるの？」と聞いたら、快く利用法を教えて下さいました

「アグリーダ」を作ると　それは未熟ぶどうの汁のことです

ヨーロッパで昔から酸味として使われていて、一般的なようです。

レモンが品薄になるこの時期、ちょうど間引いたぶどうで代用するとのことです。

「とってもフルーティで、お料理が一段と美味しくなるのよ」と

ご夫婦、目を丸くして、とびっきりの笑顔で教えて下さいました

ありがとう～～～

早速、Myぶどうの木に戻り、落ちていたぶどうを拾い集め、大事に持ち帰りました

これが私の木から間引かれたぶどうたちです→

　綺麗でしょ

拡げてみると・・・　意外とたくさんありました

悪い粒と茎も取り除き、きれいに洗いました

そしてフードプロセッサーで粗くつぶして、ガーゼで越し、上澄みだけを煮沸消毒した瓶に入れました。

こんなにも沢山とれました

お料理の酸味に、お酢の代わりに使えそうです

ぶどうの甘い香りで、部屋中が満たされました

楽しみです。

未熟ぶどう達、良かったね　ありがとうネ

もっと「アグリーダ」が普及したらいいのにねぇ～～

エコでグルメですよね