昨日、初めて参加しました。それぞれの方々のお話に感動しました。一部をご紹介します。
稲盛和代氏(WHOから) : アフリカの熱帯病(フィラリア症=足の巨大化等、世界で13.4億人が感染、日本では1970年代になくなった)撲滅に携わっておられる報告。 貧困が故に病気を生み、労働力が欠け、社会経済力が落ち、貧困になり、環境悪化、病気発生と悪循環になる。世界中の人が、質の良い生き方が出来る事を目指してWHOは活動をしているとの事でした。…日本は幸せです。考えさせられます。
家森幸男氏(医学博士、京都大学名誉教授、武庫川女子大学教授、今回主催世界健康フロンティアの理事長) : 世界中で長寿の地を尋ねられ、その様子をビデオで紹介。どこも大家族でバランスのよい食事(品数も多い)が映し出されました。又最古の時代から魚介類・ナッツで生きてきたように、魚のタウリンと大豆のイソフラボン摂取が脳卒中の予防と健康へのキーワード。…とっても気さくで温厚な方です。
エリカ・アンギャル氏(ミスユニバースジャパン公式栄養コンサルタント) : 日本人の若い人は特に栄養が偏っている。栄養のバランスが大事で、絶対に日本食がお勧め!特に摂取ポイントは魚・大豆・10穀米・レインボー野菜(色とりどりの野菜)・そしてエクストラバージンオリーブオイル(大1~2)。カロリーを気にするのではなく、バランスを注意して! …とてもチャーミングでした。 脚のラインがめちゃっくちゃ綺麗!
浜美枝氏(女優) : 輝かしい未来に向けての提案!それは3つのショク : 1)食(バランス)、2)職(社会参画)、3)飾(感動する心)。…67歳になられたそうですが、とても若々しくお綺麗でした。その秘訣は、毎日1~1.5時間歩かれ、落語とアートと若い人と触れ合う事だそうです。
南裕子氏(国際看護師協会前会長): エイズで親を失った子供、特に女性の支援に国際看護師協会では力を入れている。食べ物が大事で、他に、人は人に支えられている、誰かが気にかけてくれている事が孤独から救われ健康でいられる。…以前ちょっとお邪魔した兵庫県立看護大学長の頃から全くお変わりなくお元気で、笑顔が懐かしいでした。
岡本道雄氏(京都大学元総長、25日が97歳のお誕生日) : 人間は、息を吐いてこの世に生まれ、次の瞬間母親の乳首を探し息を吸う。この時に母体で一体だったのから切り離され他となり「人間は一人じゃない」と悟る。そして、愛を受けて成長する。母親が人間の原点を教える。…とても力強いお声で勇気をいただきました。死ぬ時は、息を吸って(引きとる)終わるようですが、生まれる時は息を吐いて出てくるとは、いかにも力強く、命の不思議(宇宙の不思議)を感じずにはいれませんでした。
武庫川女子大学付属高等学校の食育研究グループの発表は、とても高校生には思えないほどの本格的な研究報告で、驚きました
世界との健康の格差、日本の健康の推移、今後の健康に対してのあり方、食と心の持ち方等、とても勉強になりました。自分でやれる事、そして周りにできること、出来る事からやっていこうと思いました。
交流会では、健康長寿の為に毎日摂ってほしい食材と栄養素を元にしたメニューが用意されました それは、ま・ご・わ・や・さ・し・い・よ・M・T (豆・ゴマ・わかめ・野菜・魚・シイタケ・芋・ヨーグルト・マグネシウム・タウリン)
大豆と鶏と野菜の煮込みポトフ
蒸豚の大根おろしとなめたけ入りポン酢ソース
若鶏肉の湯引きと海藻サラダ 胡麻ソース
鱈の海藻蒸し生姜風あんかけ
きのこと胡麻入りいなり鮨
きのこと鮭のピラフ
他に小鮨、野菜サラダ&ニンジンドレッシング
カスピ海ヨーグルト各種
会食で同席した方は、山口県から母娘で参加されていました 他にも、全国から来られていて、とても盛大でした 来年はゲストに100歳の日野原重明先生を予定されているようです
是非、来年も参加したいと思います
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