ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

スザンナの秘密

2015-06-06 16:18:22 | 演奏会レビュー
すっかり忙しくて溜め込みました。
書きたいこと、たくさんあるのに~~!


6/5は健康ボイトレを教えて、午後からは来週の保育園の合わせに行ってきました。

帰りは見事に雨に捕まってしまいましたが、なんとか風邪はひかずにすみました。


そして6/6、昨日は朝7時まえからブライダルの仕事へ。起きれるかドキドキでした。


午後2時からは杉並公会堂小ホールに

末吉朋子&和田ひでき
デュオリサイタル

メノッティ 電話
ヴォルフ=フェラーリ スザンナの秘密

を観てきました❗️


末吉さんはバロック研究会でご一緒したり、天守物語の侍女役で苦楽を共にした戦友、和田くんは先日集まった研修所同期の仲間です。さらに助演としてパントマイミストの鷲田実土里さんも出演。実土里にも3月の袈裟と盛遠でおせわになったばかり。


これは行かねば‼️


スザンナの秘密、観たことがなかったのでとても観たかったんです。修了公演、イルカンピエッロの作曲家であるヴォルフ=フェラーリの作品だし。


電話、も良かったですが、スザンナの秘密の方がもっと良かったです。
個人的に、電話という作品がとても好き、ではないからかも。作品論でなく、単純に好みです。でもお二人の、アメリカホームドラマ調のハッピーさ、ミュージカル的振り付け、は変に携帯に置き換えたりしてなくて、馬鹿らしい感じで楽しかったです。


スザンナの方はむしろ衣装も定番オペラ、メロドラマ的。末吉さんの衣装、カツラチェンジも素敵でした。和田くんが衣装、カツラを変えても和田くんにしか見えてこないのは可笑しかったけれど(*^^*)

ここでは鷲田さんの召使いが光っていて、奥様女中のウベルトのように歌はなくてもこの役の動き次第で物語の見え方が全く変わるのだと唸りました。

召使いが道化を演じているので男女主役がくだらない悩みで大騒ぎしていても主役としての格好良さが消えないのですね。

それにしてもあの腰の曲げ方の角度!
あれだけで笑えてしまうのはすごい。
人間観察なんでしょうね、パントマイムというものは。感動しました。



ご夫婦、と言うことで息もぴったりあっているし、末吉さん、美しいし、歌のテクニックも申し分ないし、和田くんもエンターテイナーだし、日本語も声もよく通るし、なんとも心あたたまり、清々しい公演でした。


今週は体調悪くて、ひーひー歌っていた私は反省。帰りの電車で同期の宗さんとやっぱり筋力おちるよね、つけなきゃ、って話をしながら帰ってきました。みんな自分自分の努力を重ねているんだな。


私も私の一歩から頑張ります*\(^o^)/*

皆さんお疲れ様でした‼️
コメント
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