ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

下積み時代からだてに年をとっている訳じゃない!

2015-09-05 21:49:01 | お仕事
日付変わりましたが、昨日は朝7時前から家を出て、夜1030に家に帰ってきました。


午前中、教会のブライダルから移動して


ホテルブライダル一件


夜は魔笛の稽古へ


昨日役立ったのはコレ

初乗り170円、
200円超えも二回もあり、
四回乗ったのでもとはとれました。


素晴らしい🌟


今日ふと考えたのは

私は歌の仕事やオペラの現場に初めて出た時に、とても厳しくも暖かい先生、先輩に囲まれて、いろんな事を教えてもらって幸せだったな、ということ。


私が恵まれているというよりは
そういう時代だったのかもしれないけれど。



ブライダルの仕事にしても
演奏をうまくすること以上に
結婚するお二人に心に残るいいお式を提供したいという気持ちから
心配りや素晴らしい演奏に繋がると。



もちろん遅刻もあり得ないし
一緒に演奏する方、牧師先生とも
いいコミュニケーションをとることが
素敵な式に繋がると。



ちょっとした気の緩みもすぐ指摘されたし、その重要性も熱く語って頂いたので当たり前のことだと思っていたら、そうではない方もいた。


演奏家だから
いい演奏をすればそれでいい
、、と思っていらっしゃる方もいる。
でもブライダルは違うと思うんだ。



オペラの稽古も
素晴らしいソリストさんを間近でみたくて、市民合唱として参加したことも何回もある。


その団体の代表さんが、
いつも熱く語っておられた。


ソリストが本気になるような合唱団出なければだめだ。
合唱団がソリストをもりたて、合唱団がソリストに本気を出させる、手抜きをさせないくらい頑張らなくてはいけない、と。


ソリストとして参加するオペラでは
その逆、
さすがソリストと思わせるものをあらわさないと、と思っている。


そんな事を稽古場で学んできた。


仲良しだけど馴れ合いではない。
緊張感あふれる闘いだったな。
誰かのいいところは盗んでやろうと
必死で観ていたな、、。


あれから年だけは重ねて
どれくらい伸びたのかはわからないけれど、

仕事に対して意識高く持っていること


ありがたく思っています(*^^*)