秋田県鹿角市八幡平で舞楽の舞が奉納されました(毎年1月2日)
国の指定重要無形民俗文化財で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)
の無形文化遺産に登録されています
この大日堂舞楽は、千年以上の歴史を持ちます
舞楽の起源は、鹿角の総鎮守とされた大日堂
(大日霊貴(おおひるめむち)神社)が養老2年(718年)に
再建されたとき、「都より下向した楽人により伝えられた」と
いわれ、平泉毛越寺の越年の舞に共通する古式の舞なのです
1月2日の大日霊貴神社の例大祭に奉納されます
夜明けとともに小学生を含む能衆約80人が八幡平地区の
4集落(大里、小豆沢、長嶺、谷内)から参加。
二間四方の舞台で「五大尊舞」「権現舞」「駒舞」「烏遍舞」
「鳥舞」など11種の舞を笛や太鼓のはやしに合わせ披露します
今年は、鳥に扮(ふん)した3人の子どもがかれんに舞う鳥舞、
太刀を手に金や黒の面を着けて踊る五大尊舞など、
各集落に伝わる七つの舞を披露した。
参拝客らは舞台を幾重にも囲み、伝統の舞に見入ったり、
盛んにシャッターを切ったりしていたようです。