日々徒然です

カフェにようこそ!

心の安らぎ

2013-12-11 02:54:56 | 小説
仕事が溜まっている。仕事が溜まっている
俺のデスクはいつも書類でいっぱいだ。そんな俺はあいつに甘えてばかりだ
あいつが、ちょくちょく来るようになって何かと世話を焼いてくれる
部屋の整理!もちろん仕事場のデスクの整理もやってくれる
世話女房的な存在だ

自分の性癖を自覚したのは中二の夏だった
クラスメイト達とAV鑑賞なる物に参加した
友達は女優の豊満な胸に興味を持ったが俺はその男優の方だった

俺のオヤジは病で早世したが女で一つで育ててくれた母親が再婚した時、親戚に預けられた
後継がいなかったのが一番だ
家は代々官僚系の仕事に携わっている
仕事に行き詰っていた頃、俺は気軽に後腐れの無い関係を作っていた
そんな関係が数年続いた。昼と夜の顔の使い分けも罪悪感無く出来ていた

そんな頃に一夜限りの相手がビデオなるものを取り出し撮影しようとしていた
俺は抵抗し助けてもらったのが今のあいつだ
それから関係は続いている
突然来ては飯を作って去っていく
そんな関係だがあいつは俺のマンションに入り浸っていた
俺も夜遊びをやめた
あいつの腕の中は心地良い。ヤバいくらいに気持ちいい
そんなあいつに依存しすぎだ
いつまでもこうしている訳にはいかないか