日々徒然です

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高校生活のメリット

2014-12-25 05:49:10 | 小説
全校朝会が終わってから「良かったな」と励ましの言葉をクラスメートから受ける
俺は全く嬉しくなかったが放課後、生徒会室へ向かう
今日は放課後に生徒会室に来いとラインがあった
重い足取りで向かう「はぁ~」

生徒会室の戸をノックし入る
「あの、俺は役員を・・・」
「待ってたよ」
アイツが優雅に座って俺を招き入れる
これ以上、支配されたくなくて断らないと
「俺は、おまえを指名した。この意味わかるだろ」
「つっ・・・」
解りたくは無かった
アイツの顔は笑ってはいるが目が笑っていない
俺はこれからどおなるのか想像がつく
そんな事を考えていたら、アイツが近くで俺を見ていた
気配も気づかない程に

急に顎を持ち上げられ上を向く形になる
唇に柔らかい感触が触れる。更に角度を変え、アイツの舌が歯列の間から入ってくる
「うっ」「はぁっ」
更に奥深く侵入してくる
それだけで俺は立っていられない程になり、アイツは俺を支えながら攻めてくる

「随分とお盛んな事で」
慌てて振り向くと、生徒会長が俺たちを見ていた
「解っているなら、ほおっておいてよ。充電中なんだから」
「この人出不足を解消するのに、役員に推薦したんだ。急いで始めるよ」
「チッ。また後でな」

「よく来てくれたね。君に生徒会の役員に推薦しようと思って。担任の先生には許可貰ってるから」
「決まり事項なんですね」
「生徒会へようこそ」

何故か俺はこれからの高校生活に不安が残る