大谷に苦言！チャンスに打て

今日は11時から大谷エンジェルスの試合だったが、テレビ中継はなかった。

いつもだったら残念がったろうが、なくてよかった。

延長16回、6時間19分の大死闘だったからだ。もしあったら見てて、何にも他のことができなかったろう。

対オリオールズ戦、3番DHの大谷は自己最多の8打席が回ってきた。

成績は5打数ノーヒット3四死球1盗塁だった。

順に書けば、四球、死球、左直、左直、空振り三振、四球・盗塁、左飛、左邪飛だった。

大谷の一発が出てたら勝ってたチャンスが幾度もあった。でもことごとくアカンかった。

特に延長15回裏。オリオールズに15回表に3点取られて、勝負あったと思われた。

しかし、トラウトの満塁の二塁打などで追い付いた。

トラウトが二塁にいて大谷のヒットでサヨナラのチャンス。

しかしファールフライアウト。

16回表、エンジェルスは2ランホームランを打たれて8ー10で負けた。

今年の大谷はこのようにチャンスに打てない。僕は度々目にしている。

去年はあれだけチャンスに強かったのに、残念でならない。

3割あった打率も.294に落ちてしまった。

明日は11時から中継もあるし頼んまっせ！

マー君、大炎上！4回途中で12失点

ヤンキースとレッドソックスといえば、東海岸の超名門チーム同士。

日本でいえば巨人、阪神みたいなもの。去年はレッドソックスが世界一になり、ヤンキースは巨人並みの補強をして打倒レッドソックスに臨んだ。

それがシーズンが始まったらレッドソックスが全然ダメで、ヤンキースが独走している。

そんな中での今日の対戦。マー君がどう宿敵をやっつけるか注目した。

ところがどうだ。マー君は1回裏に7安打1本塁打を集められ7点も取られてしまった。

どっ白け！2、3回は0点に抑えたが、4回にまた集中打を浴びる。

1アウトは取ったがホームラン、ヒットを打たれ4点取られたところで降板。

後続も打たれマー君の失点は自己ワーストの12点となった。まさに火だるまだ。

先月末、ロンドンでもレッドソックスに2/3回で6点取られ、自己最短KO。

どうも相性が良くないようで。

結局、今日のマー君は3回1/3を投げ、87球12安打2本塁打4三振3四死球12失点と最悪のデキだった。

試合は19ー3でレッドソックスの勝ち。

マー君はオールスターのラッキーな勝利を挟んで4連勝だったが、負け投手で7勝6敗。

まあ嫌なことは忘れて出直しまひょ！

和歌山カレー事件の思い出・続き

確か事件発生から1か月後くらいだったと思う。

「朝日新聞」に衝撃的な記事が出た。園部地区に保険金詐欺で生計を立て、豪邸に暮らしている家族がいるというスクープ記事だった。

それからが大変だった。林真須美邸の周りには各社のカメラマンのビーチパラソルが林立し、僕らも早朝から林邸を徹底マークした。

林夫婦が姿を現すと記者が殺到し、カメラマンはシャッターを押し続けた。

メディアスクラムなんて言葉で批判もあった。

だけどあの夫婦は図太かった。僕らは真須美からホースで水を掛けられたりした。

別の日には夫のKがマスコミを家に上げ「君らも警察も甘い。絶対に俺らは逮捕なんかされん」と演説をした。

しかし、その間、林夫婦の詐欺や殺人未遂容疑の記事が次々に掲載された。

僕らは家をマークするとともに真須美の郷里のA市や知り合いなどを取材した。

生活をのパターンは同じだった。原稿書いてキャバクラへ行く。和歌山ラーメンを食べに行く。

9月も半ばを過ぎると夫婦逮捕のXデーはいつかということが最大の話題になってきた。

警察の逮捕は朝早いいうことで早朝から林邸に詰めた。

10月3日の夕方、明日早朝、警察が夫婦を逮捕するという情報を得た。

さすがの僕らも夜遊びはやめ、早寝してその時に備えた。

4日早朝、林邸の玄関先で婦人警官の「林さん！林さん！」と大声で呼び掛ける声が響いた。

ただし、この逮捕は保険金詐欺と知人男性に対する殺人未遂容疑によるもので、後に本丸のカレー事件で真須美のみ再逮捕される。そして真須美は死刑判決が確定している。

僕はあの夏ほど日焼けしたことはない。