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結婚40周年・退職記念旅行(2)

2012-06-17 18:46:17 | 旅行、温泉

永平寺の続きです。

 

 

 

 

夕方、永平寺から二山越えて6時に旅行の本命、山中温泉「かよう亭」到着。

海の幸、山の幸、弱アルカリ芒硝泉を堪能。夕食時に使った九谷焼のお銚子(長右衛門作:銚子2本、盃5個セット)を売っていたので、早速、購入してしまう(!)。百円ショップ(!)で買った一合徳利を壊していたので、つい買ってしまった。

    

 

 
6月3日 ゆっくり起きて、朝食を頂いてから、

 



九谷焼登窯(のぼりがま)元、須田菁華の店へ。近くの山代温泉にあり、15分程度で着く。ここでも、奮発して、青目(素晴らしい深緑)と、色目(五色)の皿と、赤目の一合銚子を求めて、支払いの段になり、カードが使えない、と聞き、慌てる。二人で持ち金、全部はたいて決着。。。

 

             

更に、大聖寺の九谷焼美術館へ。直ぐ近くでした。
「日本百名山」の深田久弥が大聖寺出身と知り、驚く。
白山は、気温が高くて(25度C)かすんで見えなかったのが、残念。

 

 

お昼には、落ち着いた雰囲気で、しかも、ちゃんとした古い街並みのある山中温泉に戻り、由緒ある共同浴場「菊の湯・山中座」の隣の小料理屋で昼食(天ぷらそば)。最初、おやじが無愛想、と思いましたが(カミさんも)、奥さんと共に正直で、とても親切でした(写真を撮り忘れたのが残念)。

 

そして、昨晩かよう亭で飲んだ山中温泉地酒「獅子の里」超辛口がとても美味かったので、松浦酒造の小売店「つくしや」に行く。しかし、超辛口は、旅館等に買占めされて(?)、在庫なし!!とのこと。酒屋の品の良いお母さんと親切な若社長(息子)の勧めで、純米吟醸を買う。 酒粕入りソフトクリームもいただいて小休止。

 

 

小さな地酒酒造会社若社長は、売れるからと言って、沢山は作ら(れ?)ない。

新酒が出る前に予約してくれれば「お送りします」とのこと。

 

 

   

鶴仙渓にかかる近代的なアートS字「あやとり橋」へ歩く。
鉄筋の橋だが、揺れるので、私は足がすくんで真中まで行けない。

カミさんは平気で、「パパ、来て、下を見てご覧。キレイよ」。

私は、川床にあるはずの風流な茶店をのぞかずに戻る。
暑くて汗をかく。

総ひのき造りの「こおろぎ橋」も諦めて、早めにかよう亭へ戻り、温泉三昧。。。

6月4日 朝、かよう亭社長の上口氏と会い、歓談。

80歳になるというが、語り口も足腰もしっかりしていて、かくしゃくとした老人(!?)。
 

 

        


私など比べものにならないほど身軽でした。日本の原風景・風土を大切にしよう、という強い意志を持っておられる。昭和51年に、拡大再生産の高度経済成長の流れに抗って、水の流れと緑いっぱいの山間に十室の「かよう亭」を造り上げた自負。地域文化の普及と国際交流にも勤しんでおられる。

小松空港に戻る。
のんびり・ゆっくり旅でしたので、走行距離286km。

4日間、好天に恵まれ、一度もケンカせず!!
穏やかな幸せ気分で帰ってきました。
感謝、感謝、感謝、です。

長くなってしまいました。この辺で失礼します。

追伸)北のはげおやじさんへ
金沢の紹介になっていませんネ。申し訳ありません。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

若隠居 [2012年6月17日 21:39]
ブログの皆さんより一足先の記念旅行でした。
40年連れ添って、いまだにケンカの絶えない夫婦ですが、他人同士の40年、面白いもんですね。

永平寺の修行中の若い(美男の)坊さんの説明・注意は、名調子で面白かったですね。写真を撮れなかったのが残念です。寺内は階段が多いので、車いすが必要な方は遠慮なく言ってください、と言われました。
makotomma [2012年6月18日 8:07]
定年退職お疲れさまです。そして、結婚40周年おめでとうございます!

旅行も素晴らしい記念旅行になったようで羨ましい限りです。永平寺、階段が多いところのようですが一度は訪れて見たいですね。そして日本海の眺め、ゆったりしたお持て成しの宿。
私は、まだ北陸には行ったことがないので、ぜひ時間を作って行ってみたいと思います。
北のはげおやじ [2012年6月18日 9:34]
文章から、満足のいく旅行であったことがとても良く感じられます。読んでいる私も、うれしくなりました。

私も、数年のうちに退職しますが、長年、支えてくれた妻への感謝の旅行を、若隠居さんに負けない内容(競う必要なないですよね)で計画しようと思いました。

能登半島にある渚のワイウエーには、行かれなかったのですかね。

永平寺には、妻の母親(現在98歳)を連れて行ってきました。当時90歳くらいであったと思います。永平寺に着くと、修行中のお坊さんが、義母を車いすにのせて、最初から最後まで付き添ってガイドしてくれたことが、とても良い印象として残っています。
若隠居 [2012年6月18日 9:34]
結婚するまでは赤の他人が、支えあって(?)40年、知り合うまでの時間の2倍以上の月日がたちました。熟年離婚よ、と脅された時期もありましたが、あと20年は大丈夫かな、と願いました。
北陸の豊かさ、自然と人々と文化の深さ、温かさを深く感じてきました。次回は、カムリhで行こう、と話しています。

~アキラ~ [2012年6月18日 19:15]
定年退職お疲れ様でした。奥様と第二の人生を歩み始める門出の北陸旅行記、読んでいて私も気持ちが和みました。特に「あやとり橋」のくだりは、ご夫婦の仲睦まじさが現れていて良かったです。
私はまだ定年までには時間がありますが、将来そのときになったら若隠居さんと奥様のような旅がしてみたいです。
若隠居 [2012年6月18日 21:59]
ありがとうございます。
うちのカミさんは、普段はボーッとした感じで大人しい感じのヒトです。しかし、イザとなると、度胸があります。コワ~イ道産子です。子供たちも友人も先輩も、皆、認識しているようで、「○○家は奥さんで持っている」とよく言われます。若いころは、反発しましたが、今は、納得です。のろけに聞こえてしまうかな。。。
北のはげおやじ [2012年6月18日 22:17]
のろけに聞こえています。
はやてこまち [2012年6月19日 21:44]
こんばんは、定年退職大変お疲れ様でした。そしてご結婚40年おめでとうございます。イイ景色、旨い酒に料理、そして温泉、楽しい旅行だったのが文章から伝わってきました。
これからもお二人の仲の良しネタを期待しています。
松じ~ [2012年6月19日 22:17]
こんばんは(^_-)-☆
北陸=日本海の旅・・・奥様と『友に』楽しまれた様子に(*^。^*)
「心は必ず事に触れて来る」吉田兼好=徒然草より
若隠居 [2012年6月20日 5:13]
はやてこまちさん
松じ~さん
ありがとうございます。
夫婦喧嘩、犬も食わぬ
と云いますが、
のろけは、
大丈夫でしょうか。


松じ~ [2012年6月21日 21:34]
若隠居さん♪
こんばんは(^_-)-☆

これからが・・・人として本当の人生かもしれませんね
奥様と『友に』過ごす時間が・・・きっと♪
オのろけ(笑)記事待ってま~すヽ(^o^)丿

『夫婦は愛し合うと『友に』憎しみ合うのが当然である』
(人は愛しているからこそ憎しみも感ずるのである。でもそれを悲しいと避けないで、積極的に憎しみ合えば、より愛情が深くなるだろう。本当の愛が分かるかも。)
「悪妻論より」

北のはげおやじ [2012年6月21日 22:03]
若隠居さんのブログに時々登場する松じーさんのコメントに、興味と言っては、失礼ですし、適切な表現ではないかもしれませんが、魅かれるものがあります。
若隠居 [2012年6月21日 22:38]
松じ~さんのブログ日記は、
温かくって
キレイで
警句があって

3000m級の山、空、川、花、動物、田、畑、実り
がいっぱいで、
黙々と働く人々の笑顔があり

覗くと
にっこり
ホッコリ温かくなります。
毎夜半、楽しみです。
はやてこまち [2012年6月22日 21:31]
若隠居さん、こんばんは。
松じ~さんのコメント、奥深いです。
理解できます、とは生意気にも言えませんが、心に響きます。

ブログに出てくる朝の列車にも興味あります。
たぬくま3 [2012年6月23日 20:51]
定年退職お疲れ様でした。
さぞや満足の良く旅行だったのではないでしょうか。

うちはもう少し先ですが、感謝をしなきゃいけないかと・・

来週から単身赴任で大阪です。
また子供と離れるのは寂しいですが。
若隠居 [2012年6月24日 22:00]
はやてこまちさん
さすがですね。どこの列車かお分かりですね。

たぬくま3さん
お久しぶりです。単身赴任ですか。
私は、幸か不幸か、一度も経験せずに、今日に至りました。
単身赴任で、羽を伸ばす(?)のがず~っと夢でした。。。

結婚40周年・退職記念旅行(1)

2012-06-17 17:46:43 | 旅行、温泉

早や、結婚して40年。子供達3人も独立、結婚。そして、私の退職を記念して、仕事の関係者から送られた「夫婦水入らずの温泉旅行」に行ってきました。ヒトも食事も風景も温かく、ゆったりと、日本の良さを心から感じた旅行でした。

6月1日、14:40小松空港着。プレミオをレンタル。金沢市内でSAIに乗換え。夕方になってしまったので、近江町市場、ひがし茶屋街、香林坊等々、すべてパスして、カミさんが見たいという兼六園へ。しかし、小立野口に近い兼見御亭の駐車場に着いたのが、既に16:30。
松や楓の古木や苔の緑が快い。丁度、杜若とサツキが満開。曲水には、加賀友禅流しが。

霞が池を半周したところで、無理せず、

 

 

18時には、加賀金沢料理の兼見御亭(ケンケンオチン)2階の夕月亭で、軽めの夕食。

リーズナブルな料金でした。飲料は、もちろん、ノンアルコールです。

 

 

 
6月2日 加賀百万石祭と重なったので、混雑の酷い金沢市内を離れ、日本海を眺めながら能登有料道路を北へ少し走る。
能登半島周遊はあきらめ、気多大社まで。
万葉集にも詠われているという気多(ケタ)大社は日本海の近く。混雑もなく、社殿奥の鬱蒼とした自然林が目に優しい。
直ぐに反転して、東尋坊へ南下。

 

 


~カムリ~さんが行かれた恐竜博物館も諦め、曹洞宗大本山永平寺へ向かう。

その途中、東北では見られなくなった麦秋を見る。

 

  

 

以前から、お寺さんにもらうカレンダーで見て、いつか来たいと考えていた永平寺の壮大さに感激しきりでした。

(続く)