「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

韓国2日目

2005年11月11日 20時33分54秒 | ソウル・エコプロダクツフェア
先ず、韓国初日のおさらい。

関空から約2時間半であっという間にインチョン空港へ到着。
空港で今回の施主であるソウルにある出版社designhouseのケニー氏と合流。昼食を摂り、そこから車で約2時間の移動を経て、ホテルへ到着。15分で荷物を部屋に置き、そこから打ち合わせ場所へ移動。
この打ち合わせ場所が今回の施工場所である韓国最大のエキシビジョンホール「KINTEX」といわれる会場だ。
韓国最大というだけあって、かなりでかい。東京ビッグサイトの2倍はありそうだ。
ここで出会ったのがリーさんとホーさん。このお二方は韓国でストローベイルハウス建設を始めた方々で、最近完成したものが市民国宝3号に指定されたそうだ。
この国でも環境への意識はかなり高くなっている事がわかる。そのほかデザイン事務所のキムさんと通訳のジュンソンさん。日本を出る前にも何度か図面の変更があり、前日まで修正作業をしていた。しかし、この打ち合わせでまたまた変更。準備した図面レイアウト以外はほとんど意味がなくなってしまった。施工に許される時間は2日間のみ。
今頃変更して大丈夫なのか?!材料は?下準備は?人手は?いろいろな事が心配になった。そんなゾッとするような打ち合わせを終え、designhouseの社長とご対面する事になる。映画に出てくるようなまさに「社長室」といった感じのしゃれた部屋に通され、日本語が上手な美人社長リーさん、ダンディーな副社長サイモンさん、美人部長シンさん、を紹介される。その後、インサドンという古い町並みが残る場所にある店で食事をし、ホテルへ戻る。


韓国2日目(11月5日)。昨日の移動の疲れと、完成出来るのか・・・と不安と心配とで気疲れし、うたた寝で一夜を過ごしてしまった。目が覚めてしまった!と思ったが風邪は引いていないようで安心した。全くゆとりのないスケジュールなので、風邪なんて引いている場合ではない!体調管理には特に気をつけなければいけないのに・・・。明日からはうたた寝しないように注意しよう、11:00にケニーが車で迎えに来てくれる。
この日はストローベイル置き場へ行き、堅さ、大きさなどのチェックへ向かう。
これまた2時間ほど移動し、ストローベイル置き場に到着。乱雑に山積みされたベイルを発見。



そして、しっかりと造られたストローニードルも発見。欲しくなった・・・。
ベイルの堅さはとても良い感じだが、寸法を測ってみて驚いた。聞いていた寸法と違う!!!
短くなっているではないか!!大丈夫か!?またまた心配になった。言葉が思うように通じない事もあり不安はどんどん高まる。一体どうするつもりなんだろう・・・。
明日からの施工は大丈夫なのか?
心配になり、とりあえづその場で簡単に積んでみる事にした。


ここでもうひとつ心配事が・・・今夜合流するもう一人のスタッフかねごんと連絡が付かない。関空で2時には搭乗手続きを済ませないと間に合わないはずなのに・・・人数不足は致命的である。完成なんて無理になってしまう。やばいー・・・と思いながら3時30分に彼女の携帯に電話をすると「もしもし!」
えっ!?おーっ!!繋がった~。
インドで列車事故があり、25時間閉じ込められ、さらに飛行機が遅れたらしい。
でも奇跡的に4時発韓国行きの飛行機には乗れる事になったようだ。
韓国に来て初めて「安心」出来る出来事だった。
2日目夜に全員が揃い、明日からの作業の無事を祈って近くの食堂で小宴会。
メニューを見ても何が何だかわからないので、写真のあるメニューを指差してオーダーをしたり、他のテーブルにあるものを指差してオーダーした。
こうして2日目の夜が過ぎる。

またまたうたた寝。









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