「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

韓国3日目

2005年11月14日 08時13分40秒 | ソウル・エコプロダクツフェア
3日目(11月6日)朝目が覚めると、驚くほど寒い日だった。今日からいよいよ会場での施工作業が開始される
この日の朝、大島は寝坊しました。8時30分集合なのに8時15分に目が覚めた。
車で会場である「KINTEX」へ向かう。
会場に入るとその広さに驚く。この写真はほんの一部。

予定時間を過ぎてもボランティアが集まらない。
ストローベイルも見当たらない。
場所もいまいち確かでない。。。不安なスタートだ。
他のブースの工事が順調に始まっている中、僕たちはする事が無くコーヒーを飲んで一服する事に。
しばらくして場所が確定し、材料も運び込まれてきた。スタッフも集まりだした。

やんわりとスタートする感じだ。
早速、ベイル固定用のアンダーパネルのレイアウトを始める。
またまた問題発生!
聞いていたスペース9m×9mのはずが9m×8.8m。
限られたスペースを最大限に使ったレイアウトだったのに、これでは少しはみ出てしまう。
考えるまもなく、この場でレイアウトを変更。
驚きのスタートだ。この時点で、製作した図面の意味が無くなった!?
とにかく遅れた時間を取り戻す為に急いで工事を始める。

パネルのレイアウトが決定し、ベイル積みを開始。


この辺りから時間の経過を覚えていない。
予定では2日の施工時間(8時~20時の12時間×2日=24時間)が今回与えられた時間。最初の12時間でベイル積みは終了し、残りの12時間で土塗り2回を予定していた。
そんな計画はすでに幻となっていた・・・。
ひたすらベイルを積む。


つみ終わった部分からトリミングを始める。


今回、土塗りは順調に出来るのか?・・・を心配していた。
とても2日で乾くわけがないからだ。
しかし、リーさん(ストローベイルハウス建設経験者)いわく、ナチュラルモルタルというものがあるという。それはケミカルな物ではないらしい。しかも速乾だという。
僕の頭の中で???がいっぱい。
一体どんなものなんだろう?
現場に届いたそのナチュラルモルタルの袋を覗くと普通の砂と土のようだった。


あらゆる作業を同時進行で進める。
崩れたストローベイルのくずを集めて隙間を埋める藁入りの土の製作も始める。
この土に水を混ぜると綺麗な赤茶色の色になった。


ようやく形が現れてきた。


この日の現場は、ベイル積みを一部残したところで20時となり、作業は強制終了。
今日はひどく疲れた。
身も心も疲れきった体で大岩さん、かねごん、大島はホテルへ戻り、
大岩さんのゴージャスな部屋でちょっぴりミーティング。






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コメント (1)
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