神社仏閣に良く行くのは、文化財が豊富にあり、歴史を体感出来るからです。
また、歴史とは別に、仏像は人格化を帯びていて、生き仏と見まごう時も。
そもそも歴史とは人類が作り出した概念、それを超越した別世界があるのでは。
人智を超えた別次元への誘い、文化財には、それを感じるのです。
以下に、個別に見ていきます。
神社の巻
まずは、鳥居。これには地方色が出る。
裏表が逆の様に見える所もあるが、その方がより畏敬を表す。
そして狛犬。これは実に「個性」豊か。表情様々、ぐるっと回って、また良し。
恐いのから恐くないのまで、愛嬌たっぷりもあり、ほんと面白い。
手水舎で手、口をすすぐのが礼儀なれど、パス。
昔は、その水を飲んでいた。飲まない方が良い。
随神門は、それぞれが風格あり。山門とは違った神々しさあり。
神像に睨まれる感あり。仁王とは別の凜なる凄み。
拝殿で神社にもよるが、二拝二拍手一拝をする。
私は願いごとをしない、無心のままに。社殿の美しさに目をやる。
本殿が重要、神社は奥がいい、社殿彫刻があれば見入る。
奥の院は、行ける範囲であれば行って参る。もっと重要。
天然記念物の杉の大樹、参道の杉並木が美しい。
宝物館があれば入る。文化財の数々を見る。
私はお守り袋を買わない、おみくじを引かない、お賽銭も入れない。
お寺の巻
地蔵菩薩の姿形が良い、手を合わせたくなる。庶民の仏。
山門は、実に味わいがある。仁王門の仁王は威嚇する、その迫力の美。
本堂では、無心に手を合わる。私は願い事はしない、あるがままに。
拝観出来る所は入り、仏像、仏画、欄間彫刻、天井画などに見入る。
鐘楼に古鐘があれば、近づいて見る。風格あり。
天然記念物が多い、松、桜、さるすべりなど。椎やケヤキの大樹あり。
宝物館があれば入る。文化財の数々を見る。
多宝塔、五輪塔、供養塔、板碑、石碑などを見る。
私は納経、写経、お布施はしない。
だいたい以上でありますが、これらは私の神社仏閣廻りの仕方です。
神仏は、信じているとも言えます。実家は代々の曹洞宗です。
曖昧な言い方が、それが私には、適当だとも思うのです。
ただ、異次元は信じます。この世は、三次元に過ぎないと……