今年ものこすところあとわずかとなりました。飛ぶように過ぎた一年でした。やっと自分の二本の足でたっている実感が
してきたような気のする昨今。
もう、未だ見ぬ未来に不安や危惧を過大に抱いて落ち込むことは止めて、ひたすら今を精一杯喜んで務めようと
思っている。
思いは真剣なのだが、なかなかその真剣さが、確実なる成果として現れないのが哀しいところではあるが、、
大真面目に一生懸命ではある。
時の経過とともに様々な変化もあり、これまでになく、あわただしい日々になり、お休みがなかなかとれない中
やっと先日、丸一日のお休みがとれ、懐かしの東博へ!国宝展を堪能してきた。
贅沢な国宝さん達を働いていた当時は当たり前のように存分に眺めていたあれもこれもが
今回の国宝展では大勢の人垣の後のほうから垣間見るような有様であったけれど、なつかしいお友達に再会したような
心持ちで対面してきた。あれから30年、ああ~~ホンに長く生きて来てしまった、、とつくづく思う。
働き始めた昭和40年代の東博ののんびりした佇まいもなつかしい、そしてそこにいた若かった私と今の私があれから過ごした人生を
思いめぐらし、寂漠たる思いにしずみそうになった、、がうなだれてしまうわけにはいかない。生きてあるうちは精一杯生ききる事、
全生を及ばずながら全うせねばと自らを奮い立たせる。
こうして2014年、平成26年も暮れていくけれども、あらたな年を喜びを持ってむかえたいとおもう。
賢治先生のかかえきれないほどのはち切れそうな程のみんなの幸せを願う心持ちをささやかだけれど、同郷人として
また、父の師であった先生へのリスペクトと共に其の願いを実現する事をモットーとして行こうと心から願う。
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