民俗学.日本思想史.比較文明学を幅広く研究しておられる文学博士でもあり、京都大学名誉教授でありつつ、神道ソングライター、そして此の度は神話詩三部作を上梓なさった鎌田東二先生を塾長としてお迎えした「天空教室」第2講のお知らせです。
4月19日(金)満月夜、7月19日(金)17夜、北鎌倉の名刹円覚寺塔頭・龍隠庵において、「龍吟雲起1・2」を行ないました。2回目は「天空教室」開講式を兼ねて開催しました。いずれも、鎌田東二第一詩集『常世の時軸』(思潮社、2,018年7月刊)、第二詩集『夢通分娩』(土曜美術社出版販売、2019年7月)を朗読することを中心に、その芸能的表現や鼎談などを交えて行ないました。
このたび、9月1日に、第三詩集『狂天慟地』(土曜美術社出版販売)を上梓し、これにより「神話詩三部作」が完結しました。そこで、これまでの活動を踏まえて、「神話詩三部作」完結篇朗読会を開催させていただきます。ぜひ、11月15日(金)の18夜(居待ち月)、ご参会いただければ幸いです。
「狂天慟地」とは、言葉としては「驚天動地」のもじりであり、言い換えではありますが、昨今の地球の声をわたしなりに感受し、表現したものです。この30年近く、地球世界は「狂天慟地」、すなわち「天気狂い、大地が慟哭する」(天狂い、地慟(な)く)世界に日々変貌していっているように思います。
スサノヲやサルタヒコの嘆き、オルフェウスの悲しみ、ノアやモーゼや預言者たちの危機感、大乗菩薩たちの企投、さまざまな神話や物語や宗教的言説を織り込みながら、全33篇の詩篇を展開しました。
今回は、「狂天慟地」する世界を先回同様十字架のヨハネの神秘主義研究者の鶴岡賀雄さん、「狂(覚)」の禅味を体現する太田周文和尚さんとわたしの3人で、「狂天慟地」する世界の中での生老病死について語り合います。そしてそこにスタッフ仲間の芸能朗読朗唱や音楽家で映画監督の金大偉さんの音連れが加わります。ぜひ11月の居待ち月の一夜、龍隠庵の「狂天慟地天空教室」をお楽しみください。
2019年9月8日 天空教室塾長・鎌田東二
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「腰椎四番の圧迫骨折」と言う立派な病名を頂きました。久々にレントゲンを撮り、専用腰椎矯正コルセットを装着することになり、コルセット屋さんに採寸して頂くのだが、寸時に固まるゼリーをぬるとたちまち型がとれて一週間後にはスカーレットオハラ様ばりのコルセットが完成。チャンピオンベルトのように必要に応じて装着させて頂き、はや一ヶ月半経過、五割ほどは復活するも、未だ身動きはままなりません。古希古希と年を売り物にしてしまう事を大反省します、がヤッパリこれまでとは同じに行かないことを覚悟させられました、そして。落ち着いて、しかしボッとばかりはしていないで、深い呼吸でいまここを最善を尽くして生きる、それが 日々是好日であり、惺惺著というのだと今朝のラジオで精神科医で且つお坊様であられる若き和尚さまから学びました。
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