侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

祝・第17回東京23区とことん討論会in江戸川!

2012-08-23 11:21:11 | Weblog
 猛暑の中、午前午後、船堀タワーホールにて開催された  とことん討論会は熱い討論が交わされながらも熱中症で倒れる人もなく無事、実りある会として  終了いたしました。  「いのちをつなぐ暮らし 江戸の循環型社会に学ぶ」をテーマに午前中は  吉田俊道さんから「土~野菜~人 いのちをの循環を育む微生物から学ぶ」  そして  高阪勝さんからは  「大量からちょうど良いスローな社会へダウンシフト」  というテーマでお話いただいた  それはまさに江戸の暮らしが大切にしていたあらゆるものを土に返し、そこからいのちを育むシステムであったり  質素倹約を旨とし、無駄を省き、分と節度をわきまえ、もののいのちを最後まで使い切って全うするという  あり方に学ぶものでもあった。  私たちの第一分科会は「取り組もう!花も実もある生ごみリサイクルーこれぞ東京23区ごみ減量のカギー」を  テーマに4時間にわたって、行政や地域での取り組み、具体的な堆肥化の手法、実際に育った花や実そのものをあじわいつつ  グループにわかれワークショップも展開した。  タイトルは「東京23区ごみ減量のカギー夢のプロジェクト大作戦ー荒唐無稽でイインデス!」  たった30分という短い時間にもかかわらず、それぞれのチームから素晴らしいネーミングを冠した  魅力あふれるビッグプロジェクトが提案された。  確かに今はゆめかもしれないが、夢はまづは描くこと、そして花も実もあるものに  肥やしそだてるのはじっくりこれから菌ちゃんのパワーを活用しつつすればよい、、と思った。  5時からは全体会が行われ、4つの分科会で討論された内容についての報告があり、  アピール文を満場一致で採択していただき、第17回イン江戸川の幕を閉じた。   . . . 本文を読む

50日祭。神になるわたしたちの御魂

2012-08-20 01:14:42 | Weblog
 お義兄様の50日祭のお支度を手伝った。  天の岩屋戸開きで、それぞれが役割を分担してたちはたらくように、、  お酒、お米、お水、乾物、野菜、果物、お魚     御魂さまを天の鳥船におのせして高天原にお見送りをする、、  そのありさまを心におもいえがくだけでも、何か心楽しく  清々しい思いがする。 . . . 本文を読む

第17回 東京23区とことん討論会in江戸川 8/22水曜日「いのちをつなぐ暮らし 江戸の循環型社会に学ぶ」

2012-08-20 01:04:43 | Weblog
《開催の趣旨》 「東京23区とことん討論会」はこれまで一貫して命の持続可能性を願い、東京23区のごみと人間のあり方について考えてきました。昨年の東日本大震災・福島第一原発事故という信じがたい出来事に遭遇したことで、その思いはいっそう強まりました。 ライフスタイルを根底から、限りなく持続可能な循環型にしていくには、大量生産・大量消費・大量廃棄システムとの訣別が不可欠です。 自家処理できる唯一の資源である生ごみ! 花も実もある生ごみの堆肥化を23区全域に根付かせるにはどんな仕組みが必要か、昨年に引きつづき検討します。大量に生産され、大量にリサイクルや廃棄され続ける容器包装プラスチックは、法制度をどう整えることがベストなのでしょうか。 また、3・11以後大量に出現した震災瓦礫の受け入れも含め、東京23区のごみ処理を担っている清掃工場の未来のあり方も考えたいと思います。 これまでの経済優先の概念からダウンシフトすることで、一人ひとりの暮らしが大地に根ざし、命と直結したものとなるライフスタイルを学びましょう。 もう、頭の中で考える時代は終わりにしませんか。 原発に頼らず自ら“テマヒマ”という、昔(いにしえ)から大事にされてきた、人間が持つ手作りの力(エネルギー)で温かい灯りを互いに燈しあうために、とことん話し合い、考えようではありませんか。 . . . 本文を読む

哀しみを食べてしまう「やさしいサメ」

2012-08-14 00:01:36 | Weblog
 この絵の作者は、社会福祉法人長尾福祉会セルプきたかせ、アトリエjet's のartist阿部友美さん。  障害者福祉事務所で就労を目的に活動をしており、絵画を選択している。  「このサメはねいつでも、どんな時でも、かなしい事や辛いことを食べてくれるからね、、」  と、友美さんはお母様からサメの絵が描いてあるハンカチを渡されたのだそうです。  爾来、彼女はサメの絵ばかりを描き続けていたらしい、、   8/1から開催された「色を織る展2012年」で、この深い深い深海を思わせる青が  目に飛び込み、吸い寄せられ、釘付けになり、息をのみ、「ふっ」と大きなため息がもれた。 . . . 本文を読む