アラ還のズボラ菜園日記  

何と無く自分を偉い人様に 思いていたが 子供なりかかな?

控訴審の今後の展開の予想は、

2014年05月17日 | Weblog

 

 

控訴審の大部分は、第1回口頭弁論で弁論終結されています。

 通常の事件では、控訴審裁判所は事前に(控訴から50日以内に)控訴理由書を提出させ、

相手方に答弁書(控訴理由書に対する反論書)を出させ、それで第1回口頭弁論期日を指定します。

 

 近年は、第1回口頭弁論期日の前に、法廷ではなく裁判官室近くのふつうの部屋で、

「進行協議期日(しんこうきょうぎきじつ)」が開かれることもよくあります。

その基準はその部の裁判官の考え方による感じではっきりしません(進行協議期日が指定されたから

原判決が見直されるとか、口頭弁論期日が続行されるとかいうわけではありません)。

普通の事件では、進行協議期日は主任裁判官(右陪席裁判官か左陪席裁判官のどちらか)が担当し、

双方(弁護士が付いているときは弁護士)が呼ばれて、主張のポイントや証人申請の予定を聞かれたり、和解の意向を聞かれたりします。

 控訴審の口頭弁論期日は、ほとんどの場合、裁判長が、控訴理由書について

「新しい主張はありませんね」と確認し、「では裁判所の方で判断させてもらいます」なんて言って弁論終結、

判決期日は・・・というような調子で終わってしまいます。

ですから、はっきりいえば、控訴理由書で事実上決まってしまうのですね。

被告側が負けた今回の控訴審というのは、大変難しいものと思います。

もちろん、第1審で負けているわけですから、一般的にいって勝訴の見込みは低いはずですが、

 

 

 被控訴人から答弁書等が提出され、さらに反論が必要な場合にはあらためて

準備書面等を提出することがあります。

 このようなやりとりを経て、控訴審でも口頭弁論期日が開かれます。

そして審理が終わると判決が言い渡されることになりますが、和解協議が行われる場合もあります。


                                      続く

 



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