アラ還のズボラ菜園日記  

何と無く自分を偉い人様に 思いていたが 子供なりかかな?

真説 国定忠治 其の四拾四、判決書の下

2013年10月31日 | 近世の歴史の裏側

 

殊に子分之内、無宿文蔵儀、

博奕睹銭取引之由に付、無宿伊三郎と口論の上打擲に遭ひ

残念之由を咄聞候を承り、子分の者右様打擲受候を打捨置

候はば、伊三郎の強気に臆し候様(杯カ)、他之嘲を受候

も口惜義と心得、右憤を可為晴と文蔵え助力に及び、同国

境町地内に於て倶に伊三郎を及殺害、豹真有文蔵儀関東御

取締御出役衆に披召捕候節は文蔵を可取戻と多多人数申合、

得物等を携へ、右御出役旅宿同国木埼宿近辺三ツ本山迄打

参り、又は右田部井村又は宅借受、同類共外呼集博奕相催

候砌、兼兼而忠次郎兄弟之契約いたし置候無宿浅五郎並に

同人子分之者共不相越不審之儀と存折り候折柄、御取締御

出役為御召捕方御立越有之候趣右宇右衛門為知越候より、

驚逃去候得共、共節浅次郎伯父同国八寸村勘助儀右御出役

道御案内成し罷越候由追而承込、右は浅次郎及変心、勘助

え内通致し候より、同人差口にで右体御手配相成候儀と相

疑ひ、浅次郎を呼寄、右次第を以て相咎め、其分に難差置

 若し存介罷在度存候はば、勘助の首級を携来り申候可致段

 強勢申掛候を、浅次郎儀終に伯父勘助を及殺害候仕儀と相

 成、剰へ無宿長兵衛儀信州路に於て、同国中野村忠兵衛伜

 源七に被及殺害候趣承込、仇打可致旨子分の者共数多引

 連、鎗鉄砲等携へ立廻り候砌、大戸村御関所有之往来差支

 候迚、右御関所を除け山越レたし候段、不恐公儀致し方、

 殊に右体所々悪事、自分御召浦方御探崇可逃迫為め、御取締

御出役道案内相心得居者共え金子相送り、迫而病気に付右

 宇右衛門方え罷越養生中、密通致居候同国五目牛村仲右衛

 門養父とく、其外妾同様に致し置候まちを呼寄看病為致立

 隠罷在候始末、重々不届至極に付、大戸村に於て傑被仰付

 候間、其旨可存段被仰渡候。

(註、この忠治の項のみは前出の判決文と殆ど同文であるが、

資料として同時に集録されているので其のまま此処に再掲した)

 


葬儀、告別式における、配慮

2013年10月30日 | Weblog

 

 葬儀告別式の際、如何しても参列者への配慮を考慮する事をが、

二の次になりますが、万難を排して参列いただく方に対して考慮を

する事が、大切で今回、母が高齢であった事から、勿論参列を、

賜った方々には、斎場案内の方に特にその点をお願いいたしました。

まず、記帳台に椅子を設ける事、斎場の椅子の前後の位置を通常より、

10㎝程度広くする事、個人に玉串を捧げて頂く時には、状況を

随時見て頂き案内の指示は、状況を見て出来るだけ時間的間隔をおく、

当方親族が、出来る限り参列賜った方々に、返礼が出来る時間の

余裕を頂く様お願いを致しました。

其れは母が高齢で亡くり、今回参列賜った方も高齢ですので、

今後、お会いする機会が少なくまた、当方より感謝の意を伝える事が

極めて大切且重要で有るからでした。



通夜の意義

2013年10月28日 | Weblog

 

 先日、母が満102歳で亡くなりましたが、通夜の際は、

心肺は停止しても聴覚は、個人差はありますが、大凡15時間程度は、

聴覚は機能しているとのが、一般的に現在は考えられています。

当家は、神葬祭ですので、宮司さんが「お声を掛けて下さいました」

其れは、意義のある事でありまして、母は百歳を超えても聴覚は、

衰えて居りませんでしたで、通夜の際に耳元で声を掛ける事は誠に

有意義でかつ、亡くなられた方には通じているのです。

従って故人へは、最後の伝達になる機会です。

 

又、事故などで心肺停止状態でも、声を掛け続ける事は、

蘇生に繋がる可能性に多いに良い事になります。


暫くの間、お休み致します。

2013年10月25日 | Weblog

 

私議、母

 

 壱拾月弐拾参日 満壱百弐歳にて帰幽致しました。

 

此処に生前、皆様より被ました御厚情を仰ぎました事、

 

             迚心より感謝申し上げます。

 

なを、このブログは、暫くの間、勝手ながら

 

             休ませていただきます。

 

                     御拝


真説 国定忠治 其の四拾参、判決書の中

2013年10月21日 | 近世の歴史の裏側

 

 

殊に子分之内、無宿文蔵儀、

博奕睹銭取引之由に付、無宿伊三郎と口論の上打擲に遭ひ

残念之由を咄聞候を承り、子分の者右様打擲受候を打捨置

候はば、伊三郎の強気に臆し候様(杯カ)、他之嘲を受候

も口惜義と心得、右憤を可為晴と文蔵え助力に及び、同国

境町地内に於て倶に伊三郎を及殺害、豹真有文蔵儀関東御

取締御出役衆に披召捕候節は文蔵を可取戻と多多人数申合、

得物等を携へ、右御出役旅宿同国木埼宿近辺三ツ木山迄打

参り、又は右田部井村又は宅借受、同類共外呼集博奕相催

候砌、兼兼而忠次郎兄弟之契約いたし置候無宿浅五郎並に

同人子分之者共不相越不審之儀と存折り候折柄、御取締御

出役為御召捕方御立越有之候趣右宇右衛門為知越候より、

驚逃去候得共、共節浅次郎伯父同国八寸村勘助儀右御出役

道御案内成し罷越候由追而承込、右は浅次郎及変心、勘助

え内通致し候より、同人差口にで右体御手配相成候儀と相

疑ひ、浅次郎を呼寄、右次第を以て相咎め、其分に難差置



伊三郎への、闇討ちと、召捕られて文蔵を取り戻そうと画策した

様子が克明に記載されており、いかに忠次郎に対して注目し監視していた

様子が判る

                                下に 続く


真説 国定忠治 其の四拾参、判決書の上 

2013年10月17日 | 近世の歴史の裏側

 

「真説 国定忠治 其の参拾四」と内容は殆ど同じで有るが

この判決書は、関係者に申渡されたものを請取った請証文である。

したがって、字句も丁寧になっている。

 

一、忠次郎儀、無宿之身分にて長脇差を帯、又は合口等を所

 持、博徒共を数多子分に致し、上州田部井村たつ宅其外最

 寄国々所々野田・山林等、又は宇右衛門申合、溜井浚に、

 事寄横行し、小屋場取立、同類多人数手合いたし、筒取貸

 元に成り、賽博奕相催、居村内清五郎無宿安五郎等え代貸

 元をも為致、其節はてら口之子、或は上ケ銭と名付け金銭

 受取、其上博奕渡世頭取或は差配と唱へ、此者え無沙汰に 

博徒共寄合博奕相催候節は長脇差を帯踏込、其場に有合金

 銭を奪取、安五郎えは右差配差免、所持こま札一卜通り呉

 遣、又は無宿佐与松儀子目博奕いたし、村々百姓共を欺き

 多分の金銭を掠取候趣承及び、博奕渡世風儀を犯し候杯申

 聞、首代と名付金子為差出、

 

上記に、溜井浚に、事寄横行し村々百姓共を欺きとあるので、

所謂、忠治が溜井浚を自ら行い飢饉の百姓達を救った美談が覆る

事になるし、逆に百姓達を相手にして博奕で、金銭を巻き上げた

事になる。

                   続く

 

小屋(博奕)場について

表から見ると、ワラ葺きの普通の小屋で、農産物を収穫

して一時保管しておくような粗末な建物であったという。

土壁は無く、ただムシロを垂らしておいてだけだった。

丁度、歌舞伎の舞台のように、柱だけでの構造であった。

外側には、養蚕で豊富に有ったクワデ(桑手)とよばれる

上州独特の桑葉を、とった後の枝を束ねた物をムシロの

外側にグルリと立て掛けて置いておいた。

中で賭揚を開いている所へ、召捕方が来ると、囲りの

ムシロを捲り、外側の、クワデを倒して追走したのだ、

クワデは、柔軟で弾力が有り召捕方は、足を取られて、

被疑者はその間に逃げてしまう、実に巧妙でかつ、

簡単な方法であったと言われている。

勿論、見張りが居たから殆どは召捕れる者はなかった。

私が子供の頃は、クワデで、弓、篠竹で矢を作り遊んで

いましたが、今では補導の対象でしょう。

又、クワデは、燃料としても長時間安定して燃えて特に、根は、

長時間とろ火で燃焼したので風呂の保温に貴重でしたし、

掘り上げるのに、根が深く手作業の為に数日掛りました。

 


ジムニーで命が助かった。スズキABA-JB23W

2013年10月16日 | Weblog

 

一昨日、妻が運転中のジムニーが、直進で走行中に一時停止を無視した

車と、衝突しましたが、かすり傷程度で済みました。

やはり、質量とラダーフレームのあるジムニーで、

大事な命が助かりました。

 

相手の方は、南米人でしたが、お国柄で、十字路で一時停止を

する習慣が、無いようですが、

日本人は信号の無い十字路では、徐行する習慣がありますが、

 

やはり、日本では日本の交通法規を守って戴かないと

幸い、シートベルトをしていた事、ジムニー-は、車両重量(kg) 990と、

タイヤ 175/80R16 91Qで外径686 mmですが、

因みに、最新のアルト エコ車両重量(kg) 760タイヤ は、

145/80R13 75S外径562 mm 12センチの差が有ります。 

   

タイヤの大きさと、路面との接地面積多くまた、ラフロードを前提にロードクリアンスも

多く床面が高いのが幸いしたました。

この違いが、命を救った、また車両は3/4回転しています。

画面でお判りの様に、フェインダーの左右が変形していますのでわかります。

 

他方、相手の車両は詳細に見ると、此れだけの正面からの衝撃でも

 

エアーバックが、作動していません、問題のある車です。

運転席の背もたれに白く見えるのは、シャツです。

之は、非常に重要で、200㌔以上重いジムニーと衝撃を受けたのに、

作動しない事は、ジムニーが停止していた場合は致命的な事は明らかです。

 このブログをご覧いただいた方は、エアーバック作動テストは出来ませんので、

シート、電装品、エアロパーツより、万が一の事故の際を考慮して購入を!

また、当方も相手側と同等の車両だと、サイドエアーバックが無いので

恐らく生命に及ぶ危険が有りました。

それは、下の画面で解りますが、損傷個所が、運転席下の強度の強い

ステップで、衝撃を受けて、ジムニーは横転して衝撃を緩和し

ピラー強度の剛性が強く横転してもルーフは潰れずに、車室が守られたと

考えるのが妥当でしょう。

ジムニー以外の軽乗用車は車高の違いが有っても座席の高さは殆ど変りません。

結果、今回の場合の様な際は、ドアに衝撃を最初に受け、車重がジムニーに比べ

軽いのと、タイヤの接地面が少ないので、恐らく道路外にそれ以前に

ドアが運転者に致命的な衝撃を与えるでしょう。

 

車選びは、燃費より衝突安全とブレーキ性能の高い車をお奨め致します。

事故時までのジムニーの走行距離は、4756㎞でした。

又、ジムニーは、セカンドカーとして、空冷から含め6台乗りました。

次回も、やはりジムニーを、購入致します。


今回の事故での、運転席側のファインダーに相手車両の事故による傷は有りません。


また、妻が今朝冷静になったので話を聞いたところ相手車両を見ていないので、

事故を、回避する事は、困難ですが、法規上交差点上の事故なので

当方の過失も、30%前後ある事になります、所謂貰い事故ですが、


車は、買替が出来ますが、命と重篤な怪我は基に戻りませんから、



真説 国定忠治 其の四拾弐 〇ゆう、宇三郎、平八、長右衛門、伝左衛門への判決文

2013年10月14日 | 近世の歴史の裏側

 

一、ゆう、宇三郎儀、無宿忠次郎を宇右衛門儀家内え連参り

 囲置候を見請、右忠次郎を所々悪事致し風聞不者宜之段兼

 而承罷在、如何と心附、宇右衛門を再応申諫候砌、心得有

 心仕成候儀差構間敷旨申聞、不承受候迚其儘にいたし置、

 猶其砌同人儀忠次郎より土座之由にて金子貰受、又は飯米

 をも為買入、其外同人より金子欺取候をも不存罷在候段不

埓に付、急度御叱り被置候。

一、平八、長右衛門、伝左衛門儀、無宿忠次郎任申村内字右

 衛門儀同村たつ並に又八宅其外字磯沼溜井浚に事寄賭博為

 致候儀等、役義不相成以前の事に候とも、追而字右衛門儀

 忠次郎を家内見連参り、数日囲置候を不存罷在候段、畢竟

 心付方不行届之儀、右始末一同不埒特に付、急度御叱披置

 候。

 但まちは、庄八願之通り同人見御引渡候間人別違等之儀

 は国定村田部井村役人等申段、銘々地頭へ申立、差支無

 之様可取計旨仰渡候。

                      続く