アラ還のズボラ菜園日記  

何と無く自分を偉い人様に 思いていたが 子供なりかかな?

追突事故被害者の現状と、問題点 其の5

2014年04月27日 | Weblog

 

閉廷後、別室で裁判官もスーツに着替えて、和解の話し合いが行われましたが、

法廷とは違い、普通の会話内容で私も安心しました。

その際に裁判官から、約480万の請求額の内から、個室料と年金所得は除いて

約360万前後の金額になりますが、「旧安田系の損保会社と、JA共済の支払いは

渋いので、約360万の約80%前後の金額で和解出来ませんか?」と言われて

被告側の代理人弁護士と損保会社担当者と、私と代理人の湯澤晃弁護士で、交互に

別室に呼ばれて、和解の話し合いが行われました当方は、約270万の金額まで譲歩したが、

被告側の代理人弁護士と損保会社担当者は、結局約270万の金額では和解できず

最後に、私の代理人湯澤晃弁護士だけが呼ばれて、部屋を出て、私に「判決になります」と

伝えました。

輙、結審の後に判決になる訳です。


恐らく私の考えでは、損保会社担当者は、上司から和解金額の上限が有ったのでしょう?

 

                                           つづく

 


追突事故被害者の現状と、問題点 其の4

2014年04月18日 | Weblog

 

民事裁判法廷の実際 其弐

 

私が驚いたのは、私の病室に壁に掛けてあったカレンダーの記述まで、指摘した点でした。

輙其れは、個人情報ではないかと思いますが、所謂その内容はメモでした。

其処まで、細かい処まで喚問するのです。

しかし、私は宣誓した通り記憶にある事は全て答えました。

其れで、予定より10分ほど長くなりましたが、閉廷致しました。

但し、ドラマや、映画の様に「異議あり」とか、「口論」する事は有りませんし、また

書記官も、ノートPCで喚問内容を入力し、念のためにICレーコーダーで録音していました。

その他に、司法練習生も裁判官の脇で喚問内容などを、ノートに書き込んでいました。 

静寂の中で、淡々と進行して私も、初めての経験でしたが動揺する事無く終了し、

法廷を、代理人弁護士と後にしました。

 

                              つづく

 


追突事故被害者の現状と、問題点 其の3

2014年04月15日 | Weblog

 

民事裁判法廷の実際 其壱

 

当日私は、代理人の湯澤晃弁護士  と法廷に入り、まず被告人と宣誓をしました。

私の、喚問時間は、被告側の代理人弁護士が、約40分で、私の代理人弁護士が

約20分、被告人の喚問時間は、各々、約20分でした。

喚問は淡々と、今までの弁論に基づいて静な法廷の中で進みました。

先ず、事故の詳細な質問を被告側の代理人弁護士から受けましたが、

詳細な記憶は、私には無く正直に「解りません」と、答えましたが、

被告側の代理人弁護士は、次々と何月何日何時に何をしていたかなどを、質問

しましたが、私は即座に回答いたしました。

有る質問では、被告側の代理人弁護士が入院中の外出について30時間以上の、

外出時間を何をしていたのかと、内容を詳細に喚問しましたが、私は冷静に次のように

答えました。

つまり、被告側の代理人弁護士は間違いか、または慌てたのか一日の外出を二日と

思っていたのですから私は、即座に被告側の代理人弁護士に、「同日の外出であり、

正確には約9時間と答えました」ら、裁判官は「その件は、意味が有りませんから次の喚問にして下さい」と

発言しました、被告側の代理人弁護士は、其れからは自分のペースが狂ったのか?

それ以後の喚問は私の想定した喚問で終了しました。

その後、被告の喚問が予想通りの内容でした。

 

                             つづく


追突事故被害者の現状と、問題点 其の2

2014年04月11日 | Weblog

 

民事裁判の現状と現実

私にとって、裁判は空前絶後のことで、初めての経験ですので

このブログを、閲覧して下さった方に参考になれば幸いです。


先ず、私の代理人弁護士が、現在群馬県弁護士会副会長 竹原正貴弁護士が、

多忙の為に、交通事故得意分野の群馬弁護士会所属の湯澤晃弁護士に、変わりました。

湯澤晃弁護士が、代理人として裁判に臨みました。

 


追突事故被害者の現状と、問題点 其の1

2014年04月06日 | Weblog

 

 私は、平成238月に、追突事故の被害者になりましたが、

過失割合は1000で、私の過失割合0です。

この場合、私の加入している損保会社は代理として交渉は出来ません。

加害者加入の旧安田系の損保会社は、約6か月の入院、通院で

               慰謝料を含めて、提示額は約155万でした。


 私は、任意保険の弁護士特約に加入していたので、弁護士を代理人に選び

交渉したら、弁護士は、赤い本基準に損保会社へ約480万の請求、

               弁護士が交渉に臨めば、約3倍以上の請求額です。

したがって、旧安田系の損保会社とは、示談はできず、裁判になりました。


保険会社は,赤い本よりも、低い保険会社基準,又は、さらに低い自賠責保険基準と

                   入院期間も20%いう基準で賠償金提示をしたのです。

私が、弁護士を代理人に選任しなければ、このような事情が解らなくて


「こんなものか」と泣き寝入りしまったでしょう。

 

下記を、参考にして下さい。

 ①民事交通事故訴訟・損害賠償額算定基準(赤い本又は、通称赤本)

②交通事故損害額算定基準(青本)

                    つづく