北朝鮮と米国の首脳会談が終わった。発表された4合意は、いずれも「それぞれの希望」を述べたに過ぎない。まあトランプのいうように、会談自体が「成果」とも言える。今まで全然会話が無かった両国を少なくとも「話をする関係」に持って行ったのはトランプの能力であろう。ポイントは、米韓合同演習を中止する、と明言したことである。いずれは韓半島から完全に米軍が撤退することを目指すが当面縮小はしない、と曖昧に誤魔化したが、本心は「朝鮮半島からアメリカは手を引く」という事である。朝鮮半島の非核化は言葉だけのアドバルーンに過ぎないであろう。核などは、持っていても持っていなくてもどっちでも大してアメリカには関係はない。北朝鮮としては「ハチのひと刺し」のために持っていたいだろうが、アメリカと中国の二国間の綱引きに「脅し」として使うことは無理であることは「ロシア問題」でも立証済みである。だから朝鮮半島の非核化については「使わない」ことで幕引きである。韓国も北朝鮮が核を使わないのであれば、「持ってても気にしない」ことにするであろう。今回の会談での成果を考えれば、「アメリカは北朝鮮を韓国・中国・日本に任せた」事に尽きる。
安倍首相は拉致問題を何度もトランプに確認していたが、結局文言には書かれなかった。拉致なんかアメリカには「なんのこっちゃ」なのである。拉致被害者も「本人の意思ではないだろうが」北朝鮮で結婚し、子供もできてそれなりに生活している(と思う)。これを日本は「主権の侵害とか、北朝鮮の国家的犯罪」とか言って国対国の政治問題にしているが、これ韓国の慰安婦と同じ理屈で、「北朝鮮が土下座して犯人を差し出さなければ終わらない」問題にしてしまったのは日本なのである。拉致問題などは地元の役人レベルで地道に探せばいい程度の問題で、「拉致被害者の気持ち」が一番大事なのではないだろうか。帰りたければ日本に受け入れ、子供と平和に暮らしたいというなら「そっとしておく」事だってありえる。要は「交通事故孤児や藩在被害者遺児」と同じで、暖かい手を差し延べる事なのである。人権問題みたいな大ごとにしなければ、もっと早く解決していたのじゃないだろうか。そもそも拉致問題などで、北朝鮮が何かメリットがあるとはとても思えない。慰安婦と同じで国家の犯罪みたいな問題にしなければ、北朝鮮はアッサリ答えてくれると私は思う。要は拉致被害者が帰ってくることが大事であるから、3人のアメリカ人を取り返したトランプ流の交渉術の方が、国連を味方に引き込んで北朝鮮を締め上げる日本の戦略より「数段上」ではないだろうか。相手を「敵」とした上で謝らせることなどは、よほどの力の差がなければ出来やしない。トランプはそれを知っているから「金正恩を持ち上げた」のである。
少なくともトランプは金正恩を「素晴らしい若者として認めている」のである。お世辞でも悪い気はしない。一方日本は「悪魔」とか「チビのヒットラー」とか、こき下ろすだけの「攻め一本」である。答えは見えているではないか。今回のトランプの態度を見ていると、案外と金正恩はまともである、そんな感じすらしてくる。イラク・イランと共に「北朝鮮は悪の枢軸」と言って戦争転覆対象としていたのに、イラクもイランも中国の方にすり寄って行ってしまい、北朝鮮もまた中国に取り込まれてしまった。アメリカに乗せられて日本が言うほど国際社会では「北朝鮮は悪では無い」のではないだろうか。事ここに至ってはもう後戻りして北朝鮮と仲良くするなんて不可能であるが、それを不可能にしてしまったのが「最大限の制裁」であることは間違いない。何処かのサイトで書いていたがこうなったら「役にも立たない最大限の制裁」が日本だけになっても頑固にこだわってやり続け、最後まで拉致被害者を取り戻すべく頑張ってもらいたい。あるいは拉致被害者の家族が「政治問題で取り上げるのはもう結構です」と言って、国として要求するのを諦めてくれる事である。
家族が諦めてくれれば、安倍首相も取り下げられる。そうすればマスコミも騒がなくて済んで、「個人で交渉できる」のでは無いだろうか。そうでもしないことには(つまり日本と北朝鮮が敵国のままでは)、まとまる話もまとまらないでは無いか、私はそう思うのである。拉致問題は私などの口出す問題では無いのだが、一つのアイディアとして提案したい。どっちにしてもトランプの手腕で韓半島問題は解決する可能性が出てきたが、日本が態度を変えなければ拉致問題の解決は見えてこないのである。
安倍首相は拉致問題を何度もトランプに確認していたが、結局文言には書かれなかった。拉致なんかアメリカには「なんのこっちゃ」なのである。拉致被害者も「本人の意思ではないだろうが」北朝鮮で結婚し、子供もできてそれなりに生活している(と思う)。これを日本は「主権の侵害とか、北朝鮮の国家的犯罪」とか言って国対国の政治問題にしているが、これ韓国の慰安婦と同じ理屈で、「北朝鮮が土下座して犯人を差し出さなければ終わらない」問題にしてしまったのは日本なのである。拉致問題などは地元の役人レベルで地道に探せばいい程度の問題で、「拉致被害者の気持ち」が一番大事なのではないだろうか。帰りたければ日本に受け入れ、子供と平和に暮らしたいというなら「そっとしておく」事だってありえる。要は「交通事故孤児や藩在被害者遺児」と同じで、暖かい手を差し延べる事なのである。人権問題みたいな大ごとにしなければ、もっと早く解決していたのじゃないだろうか。そもそも拉致問題などで、北朝鮮が何かメリットがあるとはとても思えない。慰安婦と同じで国家の犯罪みたいな問題にしなければ、北朝鮮はアッサリ答えてくれると私は思う。要は拉致被害者が帰ってくることが大事であるから、3人のアメリカ人を取り返したトランプ流の交渉術の方が、国連を味方に引き込んで北朝鮮を締め上げる日本の戦略より「数段上」ではないだろうか。相手を「敵」とした上で謝らせることなどは、よほどの力の差がなければ出来やしない。トランプはそれを知っているから「金正恩を持ち上げた」のである。
少なくともトランプは金正恩を「素晴らしい若者として認めている」のである。お世辞でも悪い気はしない。一方日本は「悪魔」とか「チビのヒットラー」とか、こき下ろすだけの「攻め一本」である。答えは見えているではないか。今回のトランプの態度を見ていると、案外と金正恩はまともである、そんな感じすらしてくる。イラク・イランと共に「北朝鮮は悪の枢軸」と言って戦争転覆対象としていたのに、イラクもイランも中国の方にすり寄って行ってしまい、北朝鮮もまた中国に取り込まれてしまった。アメリカに乗せられて日本が言うほど国際社会では「北朝鮮は悪では無い」のではないだろうか。事ここに至ってはもう後戻りして北朝鮮と仲良くするなんて不可能であるが、それを不可能にしてしまったのが「最大限の制裁」であることは間違いない。何処かのサイトで書いていたがこうなったら「役にも立たない最大限の制裁」が日本だけになっても頑固にこだわってやり続け、最後まで拉致被害者を取り戻すべく頑張ってもらいたい。あるいは拉致被害者の家族が「政治問題で取り上げるのはもう結構です」と言って、国として要求するのを諦めてくれる事である。
家族が諦めてくれれば、安倍首相も取り下げられる。そうすればマスコミも騒がなくて済んで、「個人で交渉できる」のでは無いだろうか。そうでもしないことには(つまり日本と北朝鮮が敵国のままでは)、まとまる話もまとまらないでは無いか、私はそう思うのである。拉致問題は私などの口出す問題では無いのだが、一つのアイディアとして提案したい。どっちにしてもトランプの手腕で韓半島問題は解決する可能性が出てきたが、日本が態度を変えなければ拉致問題の解決は見えてこないのである。
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