明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

マドリー応援ブログ(17)CLの激闘 !

2023-03-19 15:15:37 | スポーツ・ゴルフ

1、王者マドリー、ベスト8進出と4度目のクラシコ!

今週のCLはマドリーがリバプールを危なげ無く撃破した!ヴィニシウスのアシストで久し振りにベンゼマが豪快にゴールを決め、去年のCLを再現するような会心の勝利である。まあ、fst.leg が2ー5だから負けるはずは無いけど、それでも心配するのがファン心理と言うもの。これで20日のカンプ・ノウでは、バルサ相手に本来のマドリーの力を見せつけて勝利する可能性が大になった。

何しろ今季一度目のクラシコではべルナベウで3ー1と完膚無きまでにバルサを叩き潰したが、2度目のスーペルコパと3度目のリーガのクラシコでは、残念ながらマドリーが負けている。ちなみに今季リーガの戦績を振り返ると、格下ジローナに引き分けたのがケチの付け始めで、13節にラージョ・バジェカーノに負け、ビジャレアルにも負けると次はソシエダと引き分けるという具合に、チームが失速し始めてその後はビジャレアルに負け、マジョルカにも負けアトレチコ・マドリードとベティスにも引き分けと、もう何もかもがズタズタである。バルサとの勝ち点差9はいままでのリーガの歴史上、「逆転優勝」した例は無いそうだ。

まあ、データは確かにその通りかも知れないが、決して諦めないのがマドリー魂である。この所リーガではまるで調子の出なかったマドリーだが、ようやく先日のエスパニョール戦で何とか本来の「勝ちパターン」が見えてきた。そこに来てCLで強敵リヴァプールにマドリーらしい堅守からの速攻カウンターで「快勝」したのである。ようやく選手達にも安堵の表情が浮かんでいた。そして何と、CLの試合後にベルナベウで you‘ll never walk alone ! が流れたのだ!。この感動的なサプライズで相手をリスペクトする心理的余裕を持てたのも、誰より選手達本人がマドリーの復活を確信した証である。

マドリー、やっと来たか!って感じ。さあ、カンプ・ノウに乗り込んで、宿敵バルサを叩き潰してやろうじゃないの!

2、ナポリ

CLでイタリア勢の躍進の象徴が、復活ナポリの怪物ゴールゲッター「オシムヘン」である。まあ、チームとしてはオシムヘン頼みの所が無きにしもあらずだが、兎に角何処からでもゴールを決めてくる迫力は相手チームにしてみれば恐怖でしかない。ところが今度の、ベスト8での相手はイタリア勢同士のミランなのだ。お互い弱点を知り尽くしての戦いとあって、勝負の行方は「最後は決定力勝負」になりそう、・・・。ミランのFWジルーと比較してはジルーが可哀そうだが、これはオシムヘンの「豪快なゴール」で試合が決まりそうである。ベスト4にいくのは私の予想ではナポリだ!

3、マンチェスター・シティ
もう一人の人類規格外のストライカーが、マン・シティの破壊王「アーリング・ハーランド」である。重戦車並みの体格と言い、猛獣のような俊敏な身のこなしと言い、隼の如きスピードと考えられない態勢からでもシュートを撃つ「正に殺人ロボット」の正確さでゴールを量産している男だ。PSGのエムべパも真っ青という身体能力で相手を圧倒する力技は、もはやピッチ上に「DFの悲鳴」が地響きのように聞こえてくる。ハーランドの歩いた後には「阿鼻叫喚の地獄」か残るだけ。今度はバイエルンとの対決になるが、果たしてブンデスの高速サッカーはシティの猛攻に耐えられるだろうか?。楽しみてある。ベスト4にいくのは私の予想ではマンチェスター・シティだ!

4、ちょっと先の話だが、次のCL準々決勝の組み合わせは
① マドリー対チェルシー
 ② シティ対バイエルン
③ ミラン対ナポリ
④ ベンフィカ対インテル
となった。私の勝利予想では、マドリー・シティ・ナポリ・インテルが勝って準決勝に進むだろう。

なお、今回フランスリーグの「PSG」が残ってないのが寂しいが、これも勝負の世界。バルサ共々チームを立て直して「来年に期待」するしか無い。そんな中で、ベンフィカの躍進は大したものである。こうなるとベスト16に残ったというだけでもう、個人的には何か表彰してあげたくなるのが人情だ。

5、今後のマドリー

マドリーはタレントが豊富である。キャプテン「ベンゼマ」に急成長の「ヴィニシウス」というゴール量産のホットラインがあり、それに鬼キックの「フェデ・バルベルデ」とセンターFWもこなせるロドリゴに、途中から出て来てゴールを決められるアセンシオという「安心安全のバックアッパー」を揃えた超強力FW陣である。これはリーガ随一を誇る豪華メンバーだ。加えてクロース・モドリッチの二枚看板MFは技術といい視野といい、華麗な攻撃センスに裏打ちされた見事なボール回しは、既に「欧州を背負って立つ」レジェンド級の存在感を示している。その二人に薫陶を受けたカマヴィンガやチュアミニという若きアンカーが、カゼミーロの抜けた穴をしっかりと埋めているのは良い意味で予想を裏切っていると言える。そしてミリトン・リュディガー・カルバハルにスーパーサブ「ナチョ・フェルナンデス」の存在が大きい。アラバとマンディがケガで欠場している間、マドリーを救ったのは彼だと言っても過言ではない。これだけのメンバーに加えて守護神クルトワががっちりゴールマウスを守っているのだ。おまけにルカス・バスケスとダニ・セバージェスも控えているから、今のマドリーに死角は無い!(最近アルバロという若いアタッカーも出て来て楽しみなのだ)。

まずは20日のクラシコで勝利しよう。話はそれからである!



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