cottonの山日記

「孤高の人」を読んだのがきっかけでH15年から山にはまっています。

「半分,青い。」なんちて(^^;)

2018-04-22 | 登山
♪春が来れば思い出す,至仏の山,春スキー(^^)/♪
4/21土曜,尾瀬「至仏山」に登り滑ってきました。

◇4/20金曜
役場:はい,片品村むらづくり観光課でございます。
私:ちょっと教えて頂きたいのですが,鳩待峠への道路冬季閉鎖の解除はいつになりますか?
役場:本日10時に解除になりました。
私:あ~そうですか。ちなみに鳩待峠駐車場は何台停められますか?
役場:50台です。
私:どうも有り難うございました。
役場:お電話有り難うございました。

というやり取りがあって,翌土曜の天気予報をみると至仏山は快晴,気温10℃。
こりゃ~「行くしかない第二弾」「待ってなさい至仏山」ということで,水戸を2時にスタート,鳩待峠駐車場4時50分着。駐車スペース残り5台にぎりぎりセーフ。(前日の解除前にはゲートに30台の車が並んだそうな。)

私:いや~雪少ないですね。
駐車場係:3月に降雪が無かったのと気温が高かったため,例年より雪解けが早いです。GWはもう山スキーできないかもですね。

5:26 登山開始
8:23 至仏山頂上(3時間の登り)
11:50 駐車場到着



スタート地点1591m。至仏山2228m。標高差637mをこれから登ります。勿論スキーで。


今日のテーマ「半分,青い。」素晴らしい青です。


右が至仏山,左は小至仏山。確かに山肌が見えていて雪は少ない。


「半分以上,青い。」


近そうに見えて,これがなかなか遠い。早朝スタートなので,人数は少なく,山スキーヤーと登山客は半々だったかな。


燧ヶ岳と尾瀬ヶ原。


小至仏山。ここはピークを踏まずトラバース。


至仏山到着!!


越後三山。そうは言ってもまだまだ雪山です。


その左。


さらに左。素晴らしい眺望です。山ヤはこれが見たくて頑張ります。


燧ヶ岳はもう雪ありません。尾瀬ヶ原も雪少ないですね。水芭蕉はもう咲いているかな?


至仏山頂上からドロップイン。雪はシャーベット。大変美味しゅうございました。ちなみに頂上からここまで5分。


3時間登って5分じゃもったいないということで,写真上部の岩岩まで登り返すことに。約1時間かかりました。そしてまたまたひゃっほ~して平坦地へ。


右の山斜面を滑降しました。ゲレンデと違ってスケールがでかい。山スキーの醍醐味です。


ちなみに鳩待峠駐車場の料金は2500円。高~い。でもしゃ~ないか。リフト券よりは確かに安い。


天気にも,シャーベットにも恵まれ,大満足な一日でした。
次回はGWの鳥海山。「待ってなさい遠いけど。頑張って行くから(^^)/」




真っ白でもそこも春だった!!

2018-04-11 | 登山
朝5時前に起床しネットで山形県「月山」の天気予報を見たら「快晴・微風」。これは「行くしかない」と即断。パッパと準備を整え5時30分自宅スタート。4時間運転して9時30分月山駐車場到着。
早速,山スキーの準備をしてアウターを着ようと思ったら車内に無い。あっっ,準備したカゴを車に積むの忘れた。なんてこった!! ちなみに,カゴにはアウター,オーバーズボン,手袋,帽子,ゴーグルが入っていた。アウター,手袋が無いのは致命的。
数秒躊躇したが,まあ天気も良いし行けるところまで行ってみようと思い10時スタート。
月山スキー場は4/8日曜にオープンしたものの,リフト支柱が今年の豪雪で傾き営業してないからお客様は山スキー&ボードの車30台程度。
リフト脇を登ること1時間。月山が見えてきた。数パーティーが登って行くのを確認できた。
時間は11時。アウターも無いし風が出てきたら低体温症。今回は姥ケ岳まで登り,誰一人滑っていない斜面を滑降することにしよう。
姥ケ平からは湯殿山と鳥海山が素晴らしかった。鳥海山,待ってなさいGWに行くから。
いざドロップイン。雪質はシュカブラ,続いてウインドパック,重めのパウダー,快適ザラメ,重く湿った雪と山スキーならではの変化にとんだもの。
快適ザラメはひゃっほ~だった。
1時間30分登って滑降5分。もう一度1時間登って駐車場まで滑降10分。13時無事下山。
往復8時間運転して遊んだのは3時間。でも満足。実に素晴らしい春山だった(^^)



駐車場からの湯殿山


ホワイト&ブルー


営業していない月山リフト


月山。やはり例年より雪は多いか?


姥ケ平に登る山スキーヤー&ボーダー。ちなみに全員,湯殿山に向かっていった。


リフト終点から見た朝日連峰。


シュカブラと朝日連峰。


はるか遠くに鳥海山。


ズーム。雪多そう。


湯殿山。一部クラック(雪の割れ目)が確認出来た。


奇跡的にトランクにあった軍手で代用。お天気良かったので十分だった。神様ありがとうございます。


除雪した道路の雪壁。今はGPS付きの除雪車でやるからできるものの,昔は大変だったろうな。


最後に積み忘れたアウター達(>_<)


今回はトラブルあったものの,お天気の神様に助けられ,快適ザラメを2回滑降できて満足の春スキーだった。次回からは荷物の積み忘れがないように・・・反省(^^;)




2018_0408 春緑爛漫

2018-04-08 | 登山
「爛漫」は花が咲き乱れる様子を言いますが,今日は春でしか味わえない萌黄色,草色,若葉色,浅緑,若苗色,若草色等等のカラーを楽しんできました。それと,時既に遅しは承知のうえで「カタクリ」と「三椏(みつまた)」も・・・・。



春が萌えてますネ。


正面奥は愛宕山。吾国山に登っている途中からの景色です。


おお~なんともいい感じ。


吾国山の大群生地帯にかろうじて残っていてくれた5本のカタクリのうちの一つ。かつてはこの鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いていました。なので,カタクリ粉なんですよ。って知ってるわい。


カタクリは花弁の反り,ビールマンスピンスタイルが大事です。


三椏です。三椏はその枝が必ず三叉,すなわち三つに分かれるため「ミツマタ」と名付けられたそうな。分かれた枝の先に黄色い花を咲かせ,皮は和紙の原料として用いられます。


ほらね,三つ叉。


黄色が残っていたのはごく僅かで,ほとんどは白くなっていました。地元の方に訊いたら今年の黄色ピークは3月23~24日だったとか。


中学校建築のため杉林を伐採したら陽が差し込み三椏の大群生ができたそうです。そうそう,ここは栃木県茂木町の焼森山です。


これ全部三椏です。黄色一面なら圧巻でしょうね。


来年はカタクリも三椏もピンポイントで見に来なくちゃと悔しがる私でした(>_<)