
母に欲す
2014年7月26日 パルコ劇場
作・演出:三浦大輔
出演:峯田和伸、池松壮亮、土村芳、米村亮太郎、古澤裕介、片岡礼子、田口トモロウ
裏切りの街で初めて三浦大輔の舞台を観て、ちょっと苦手かな?と思ってたんだけど…
池松壮亮目当てで観ちゃいました。
自分の才能を生かすため、東京にでてきたが、才能の限界を感じながら自堕落な生活をしている兄。
実家との連絡は、母に金をせびるときだけ。
地元に残り、きちんと就職して、まっとうに生きている弟。
母の死を伝える電話を取らなかったことから、母の葬儀に間に合わなかった兄。
遅れて現れた兄の姿に、激昂する弟。
兄は、そのままずるずると実家に居続ける。
49日過ぎたばかりだというのに、突然女を連れてきて、新しい母だと紹介する父。
どうやら元ホステスだったらしい新しい母。
家に馴染もうとする姿は、涙ぐましい。
とまどいと違和感を感じながらも、だんだんと新しい母に馴染みかけたとき、新しい母も2人の元を去っていく。
母への思いを歌にして、兄は東京へ戻っていく。
冒頭のダラダラとした兄の姿が延々と続く演出には、ちょっとイライラしちゃいました。
が、その後は、集中して観れました。
ただ、完全に男目線の舞台。
なんか共感できるところがなかった。
年取ってから夫に先立たれた妻は、その後も元気に長生きするけれど、妻に先立たれた夫は、あまり長生きしないって聞いたことあるけれど…
いつまでも男って、甘えん坊なところがあるからなのかな。
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