同じ夢

同じ夢
２０１６年２月１０日　シアタートラム

作・演出：赤堀雅秋
出演：光石研、麻生久美子、大森南朋、木下あかり、赤堀雅秋、田中哲司

特異な設定かもしれないけれど、日常がそこにありました。

交通事故死した妻の命日。
毎年加害者が弔問にやってくる。
毎年来年はもうこなくてもよい、と断ろうと思いながらも、すでに１０年。
今年こそは言おうと思っている。
娘は毎年来る加害者に恋心を抱いている。
そろそろ車の運転を再開しようと思っている、などと被害者家族の前で言ってしまう加害者。
セクハラを受けながらも男の父親の介護をするヘルパー。
従業員や、家に入り浸りの友人。
それぞれが闇を抱えながら生きている。

赤堀雅秋の作品は、ぞわぞわした感があるけど、恐いもの見たさみたいに、観たくなる。

皆で合唱していた「いつでも夢を」が、「同じ夢」なのだろうか。





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ピンクとグレー

ピンクとグレー
２０１６年２月７日　ＴＯＨＯシネマズ海老名

原作：加藤シゲアキ
脚本：蓬莱竜太・行定勲
監督：行定勲
出演：中島裕翔、菅田将暉、夏帆、小林涼子、岸井ゆきの、千葉哲也、マキタスポーツ、入江甚儀、橋本じゅん、篠原ゆき子、矢柴俊博、宮崎美子、柳楽優弥

原作も読みましたが、面白かったです。

普通の青春物語と思って見ていると、足元をすくわれる。

前半は、劇中劇。
後半が現実。

さっきまでおどおどしていた大貴が、カットがかかると横柄でチャライ俳優になり。
純朴なサリーが、ケバい女優になる。
その変わり様が、みごと。

虚構の世界はピンクで、現実はグレーなのか…

親友の死とひきかえに、スターの座をつかみ、そして落ちていく。

親友の死の真実を知ったとき、主人公が見たものは…

芸能界裏話的な部分もあって、面白かったです。



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あん

あん

２０１６年２月６日　イオンシネマ新百合ヶ丘

原作：ドリアン助川
脚本・監督：河瀬直美
出演：樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子、水野美紀、太賀、兼松若人、浅田美代子

前から見たかったんだけど、時期を逸しちゃってて…
アンコール上映されて、ホントによかった。

どら焼きのあんを作る過程がていねいで、徳江の思いがこめられているのがよくわかる。
なげやりな店長の千太郎がだんだん変化していくのも、人とのふれあい。

徳江の秘密がわかってからの大将の奥さんの反応は、きっとそう思ってしまう人達のすべての反応を代弁させていたのでしょう。

景色のうつくしい日常のなかで、ひっそりと生きていくひとびと。

正しい知識を持たずに、他者を排除しようとする気持ちは、わからなくもないけれど、やはり理解して受入れることが大切なんだと思う。

こころに響く作品でした。




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ひょっこりひょうたん島 ２回目

漂流劇　ひょっこりひょうたん島

２０１６年２月５日　シアターコクーン

脚本：宮沢章夫、山本健介
演出：串田和美
出演：井上芳雄、安蘭けい、山下リオ、小松和重、山田真歩、一色洋平、久保田磨希、内田紳一郎、真那胡敬二、大森博史、中村まこと、串田和美、小松政雄、白石加代子

２回目のひょっこりひょうたん島観劇は、２列目での観劇。
１回目は２階席でした。

近いので、演者の表情がよく見えて、１回目とはまた違った世界感でした。




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日本橋大増の帆立ごはん折詰

２０１６年２月５日
観劇前のランチは、ロマンスカーの中で、日本橋大増の帆立ごはん折詰を食べました。


帆立ご飯の上には、大きな帆立と山菜といくら。
お煮しめに、たら柚子庵焼。
卵焼きの他にもいろいろ。
デザートには、ミニ大福も…

とても美味しかったです。




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