ユリゴコロ
2017年9月30日 イオンシネマ新百合ヶ丘 スクリーン9 G列11番
原作:沼田まほかる
脚本・監督:熊澤尚人
出演:松坂桃李、吉高由里子、松山ケンイチ、佐津川愛美、清野菜名、清原果那、木村多江
原作読みました。
正直、なぜこの小説を映画化するのかよくわかりませんでした。
「拠り所」を「ユリゴコロ」と聞き違えた少女。
人の死に「ユリゴコロ」を感じ、次々と殺人を犯す。
娼婦に身を落とすが、自分の犯した殺人で心を痛めていた男と知り合い結婚。
その殺人に自分が関与していたことに驚く。
自分の子でないことを知りながら、温かい家庭を作る夫。
ようやく自分の居場所を見つけたと思ったのに、過去を知る男に脅され、自分の家庭を守るために再び殺人を犯す。
それを知った夫は、子供のために妻を殺そうとするが、それをできずに二度と近づかないように言い含め、妻を逃がす。
何も知らずに育った子供は、母の手記を読み、自分に殺人者の血が流れていることに気づく。
結婚を考えていた女性が突然自分の前から姿を消し、行方を追っていたところに、知人を名乗る女が現れる。
彼女を助けるために、殺人を犯す女。
その女は、姿を変えた母であった。
自分の快楽のための殺人から、家庭を守るための殺人、そして子供を守るための殺人。
「愛」を知ったことで変わったはずなのに、結局「殺人」からは逃れられない。
変わるものと変わらないもの。
誰にも共感できなかったです。
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