おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
次回の介護保険の改定では訪問看護からのリハビリに対し厳しくなりそうです・・・。ある意味コロナより怖いです。
現状はリハビリは週6単位(1単位20分)までなんですが、厳しく予想すると月に13単位まで。それか週4単位までとかでしょうか。
ただ、経過措置なしにリハ回数を制限してしまうと、前、病院リハの制限の時みたく大きな反発がでると思いますので、経過措置はあるのかなと。
妥当なところとしては要介護2以下は週3回まで、要介護3以上は現状維持の6回まで。とかになるのかなと。
要介護度の低い方へのリハ訪問が多い事業所は以前から問題視されてたので、ここでガツンと来るような気がしますね。
ただ、重度化防止の観点で考えるなら、軽度者の方にこそリハ職をうまく使ってもらうためにも制限しない方が良いんですけどね。
でないと、要介護度の高い方のところへ可動域訓練のみに行ってるリハ職のほうが単価が高い!という現象が起こりますので。
その単価ですが結構下げられそうな気がします。介護60分で今は800単位くらいですが、改正では760単位前後でしょうか。支援60分では700単位は切るような気がします。
まあ訪問看護のリハビリについて議論する分科会の委員にリハ職がいないわけですから、私たちの意見が通ることは期待薄なんですよね。
リハ職を国会に送るために、比例で毎回しっかり票が取れるよう支援は必要なのかなと思います。
選挙区で勝てるリハ職がいればいいんですけどね。