株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
まずおさらいですが、濃厚接触者の定義から
ウイルスがうつる可能性がある期間(発症2日前から)に
必要な感染予防策をせずに、手で触れる。
必要な感染予防策をせずに、対面で「1m程度以内」で「15分以上」の接触があった。です。
あとは保健所が積極的疫学調査として、上記をもとに個別に濃厚接触者に該当するかどうか判断するわけですが、
「感染可能期間を発症日から2日前まで」ですから、3日前となると始めから濃厚接触者の対象として外れます。
あと、「必要な感染予防策をせず」ですが、どちらかがマスクをしてたりすると当てはまらなくなります。
ですので、濃厚接触者となかなか判断されないのだなという印象をもちました。
ただ、濃厚接触者と判断された場合、検査結果が陰性でも保健所の指示に従い、感染者と接触した後14日間は健康観察期間として不要不急の外出は控えることとなりますので、仕事に行けなくなるなど生活に支障がでます。
今回分かったのが、「検査対象者」というものがありました。
濃厚接触者とは言い切れないが、「念のため検査しましょう」と言われることがあります。
これならPCR検査のみで済みますので、生活への支障は最小限で抑えられます。
PCR検査で最初陰性だったとしてもあとで陽性っていうこともありますので、陰性だったとしても人との接触は最小限にしていた方が良いと思います。