おはようございます。仙台市太白区の株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
今更ですが、今年の4月の改正で、介護予防の訪問リハビリの単位数がおかしなことになりました。
今更ですが、今年の4月の改正で、介護予防の訪問リハビリの単位数がおかしなことになりました。
20分を1回とし、1回当たり283単位です。
2回(40分)行えば 283単位×2回=566単位
3回(60分)行うと、単位の減算が加わり 142単位×3回=426単位
なぜか60分の方が単位が低くなるという逆転現象が起こります。
Q&Aで何か見解が出るのかと思いきや、スルーされました。
この改正の背景に、一部の訪問看護ステーションではリハ職を多く抱え、実質訪問リハビリステーションになっているという指摘がありましたので、その事業所へ向けての適正化なのだろうなと思います。
ただ、やり方が汚いなと思うのが、
現状ではリハビリは週6単位(2時間)までの訪問が可能なわけです。
そんなに適正化したいのであれば、介護予防のリハビリの制限を週6単位から週4単位にすればよいと思うんです。
しかし、週6回から週4回へとリハビリの回数に制限をしてしまうと国が批判されてしまうおそれがあるので、それを嫌って週6単位は残したまま単位の減算をはかったんだと思います。
きっかけは実質訪問リハステーションとなっている訪問看護ステーションだったかもしれませんが、制度改正において予防のリハビリの適正化をはかりたいんだったら、正々堂々おこなって欲しいと切に願います。