今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

最後の1個

2011-10-16 19:57:57 | 実践

冷蔵庫の中の卵。

たいてい10個入りパックで買ってくる。

うちは4人家族だが、卵アレルギーが1人いるので、
おおむね3の倍数で使う。

たいてい最後に1個あまる。

1個だけだと…、意外と使い道がない。

いきおい次のパックを購入する。

残った1個は、次のパックと併せて使えばいいや。



…そして、忘れる。



次のパックが最後の1個になる頃、前の卵は賞味期限切れ。


あ~~あ、やっちゃった。

仕方ない、燃えるゴミの日に出そう。



…そして、忘れる。


この時点で、冷蔵庫には、ラストの卵が2個。

やがてどっちが賞味期限切れか分からなくなり、
まごまごしているうちに両方食べられなくなる。


仕方ない…と、また新しいパックを買う。


かくて冷蔵庫の中には、最後の1個がひしめきあうこととなる。


どうせ食べられないのだから、さっさと処分すればのに、
なぜかいつまでも置きっ放し。

冷蔵庫は毎日開けるから、古い卵は毎日目に入る。

目に入るけど、見ていない。


・・・いや、見たくないのか。


期限内に食べなかった、処分を先延ばしした…、
その罪悪感から、脳が認識することを拒否しているかのよう。

卵に限らず、そこにあるのに、ないものとして扱われているモノ、たくさんあるなぁ。

透明ではないから網膜には映っているはずだが、
風景の一部と化して、意識が素通りしていく。

そしてそのまま月日が過ぎる。

堆積したまま、流れを滞らせたまま、
使われず、愛されず、何の役にも立たず、
日に焼けて、埃をかぶって、ただそこにあるだけ。


主人に見向きもされないモノたち、
本来の役割を果たせないモノたちは、
きっとそこに居たくないだろう。

無視され続ければ、不貞腐れて、マイナスオーラを撒き散らす。

未来永劫、こんな状態で放置するなら、せめて処分してくれ!

…私がモノなら、そう思うけど。




冷蔵庫の中がもたつくと、とたんに食生活がぞんざいになる。(←私の場合)

ダンシャリアンになってから、食べ物を腐らせなくなった…と威張っていたが、
ちょっと気を抜いたら、あっという間にこの体たらく。

最近、お料理するのが億劫だったのは、きっと卵の呪いだろう。


停滞気分を一掃するため、冷蔵庫内の断捨離をした。

そうしたら、夕食時に珍しく家族全員が揃った。

塾や部活でなかなか時間が合わないのに、
思いがけず賑やかな食卓となった

メニューはハンバーグ・肉じゃが・サラダ・なめこの味噌汁・炊き込みご飯。



(これからの季節、おでんにしたら、卵はあまらない




断捨離講座in金沢、残り7席となりました。
お申し込みはこちらから。


ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、とても嬉しいです。

◆やましたひでこ・オフィシャル・ブログ
断捨離」〜断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
http://ameblo.jp/danshariblog/