昨年末の断捨離で、凄いモノを発掘した。
それは仕事机の奥に眠っていた証明写真。
ケースからこぼれ落ちた写真には、
なんだか生気のないオバサンが写っていた。
全体的にどよ~~んとしたオーラが漂っている。
これ誰?…とよくよく見たら、
な、なんと15年前のワタクシ!
ええええ~~~~~っ
のっぺりした髪型、
無難な服装、
ナチュラルと言えば聞こえはいいが、
とりあえず塗っただけのテキトーなメイク、
インスタント写真の画像の荒さを差し引いても、
魅力の欠片も感じられない無表情な顔。
それになにより、目が死んでいる!
本当にこれが私?
自画自賛でホントに恐縮だが、
15年の歳月を経た今のほうが、
絶対若く見えるし、まだ鑑賞にも堪えうる。
一体どうして、こんなに老け込んだのか?
確かに育児の真っ最中で、疲れていたのは否めない。
だが一番大きな理由は、エネルギー漏れだと思う。
毎日、毎日、
無理難題を吹っかけてくる子供たちとのガチンコ勝負。
どんなに頑張ったとしても、
母親の仕事はやって当たり前、
誰も誉めてはくれない。
あれもできない、これもできない、
…制約だらけの中で、不満がどんどん増殖していった。
社会から取り残されたような不安もある。
現在のように子育て支援が充実していなかったので、
相談する相手もなく、日々、孤軍奮闘、とても孤独だった。
朝が来て、夜が来て、眠る…、毎日、その繰り返し。
そんな生活をしていたから、
楽しいとか、嬉しいとか、可愛いとかの感情も枯れていき、
人生ってつまらない…と思っていた。
要・適・快を感じるセンサー、
内在智にはサビがこびりつき、
ただでさえ乏しいエネルギーがダダ漏れ状態だ。
もちろん住まいを整える気力なんてない。
住まいは心の状態を反映するので、
家も相当ぐちゃぐちゃだったはず。
もしタイムマシンがあるのなら、
15年前に戻って、あの頃の私に断捨離のことを教えてあげたい…。
詰まりまくった人生に流れを取り戻したかったら、
簡単で誰にでも使えるツールがあること。
それは一見、不要なモノを捨てていく行為だけれど、
同時進行で心の中も片づいていくこと。
自分にとって不要・不適・不快なモノを取り除くと、
不思議と気持ちもすっきりして、ごきげんになれること。
流れがよみがえれば、
想定外の素敵なモノ・コト・ヒトが自然に流れ込んでくること。
そして自分の人生には、何一つ無駄はないということ。
この写真の時点から、今に至るまでには、いろいろあった。
でもそのいろいろが私を変えた。
そして「人生、捨てたもんじゃない」…と言える自分になった。
八方塞りで、絶望している時にこそ、
断捨離はその力を発揮する。
そんな断捨離という生き方のツールを、教えてあげたい…。
あの頃の私に、
そして…今、生き辛さを抱えている貴方に。
中央に埋まっているのはキタキツネでは、ありません^^。
新春ダンシャベリ会、定員となりました。
ありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、嬉しいです。
◆やましたひでこ・オフィシャル・ブログ
断捨離」〜断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
http://ameblo.jp/danshariblog/
私もそうだったかもしれません。
今はまだ 娘たちからOKサインをもらえるような 母にはなれていないけれど
早く 素敵な母になりたいなぁと思います。
でも“断捨離するとこうなります”のbefore &
after写真に使えば、効果絶大かも。
ダンシャベリ会では、りん♪さんのお話、いっぱい聞かせてくださいね。
>cyacyaさん、いらっしゃいませ。
お母さん…って、本当は世界で一番偉大な職業かもしれませんね。
私は育児中、ただただ焦ったり、不満を募らせたり、マイナスのスパイラルをひたすら下降していたように思います。
ちょっと離れて俯瞰すれば、育児・子育てはほんの一瞬だと分かるのですが、もう疲れすぎていて、周りに目をやる余裕がありませんでした。
100%の子育てをしてきたわけでもない私が言うのもなんですが、お母さんがその時々で一生懸命だったことは、きっとお子様たちに伝わっていると思いますよ。
古い車庫の2階に住んでいて、リフォームするか悩んでいた私ですが・・・年末にリフォームしました
あの時、背中を押してもらったお陰です
ついでに大きな物も色々と断捨離できてスッキリしました
今、凄く快適です 講座に参加して本当に良かったです。ありがとうございました
http://blog.goo.ne.jp/seba-g/e/ef3db36ff7328a8c3d3aa25a5da5b899
すごく素敵になりましたね。
毎日過ごすお部屋を自分好みに整えることは、自分への最高のおもてなしですね。
でも青いベッドはちょっとウケルんですけど^^