住まいをきれいにするには3つのステップがある。
まず片づけ。
床やテーブルの上に散乱する、諸々のモノを片づける。
片づける…、つまり片をつけるわけだが、
断捨離はここに当てはまる。
家中に溢れかえる膨大なモノ、ひとつひとつと向きあっって、
要るモノと要らないモノをより分ける。
ダンシャリアンの場合は、年季が入ってくると、この分別作業の基準がどんどん厳しくなる。
片づけの次は整頓。
要ると判断したモノ達を、あるべき場所に、あるべき形態で収める。
モノの定位置を決めるとか、収納を工夫するのはこの段階。
そして最後が、拭く・掃く・磨くのいわゆるお掃除。
普通の人は掃除と言うと、この3ステップ全部を一緒くたにしているが、
分けて考えないと混乱をきたすし、無駄にエネルギーを消費する。
「今日はお天気がいいから、掃除日和」
…とやる気満々で取り掛かっても、
上記の3ステップを順番にこなしていかないと、住まいはきれいにならない。
掃除機をかけるには、まず床のモノを全部片づける。
洗濯物は洗濯機へ、子供のモノは子供部屋へ、
昨日の新聞はストッカーへ、捨てるモノは捨て、収納するモノは収納する。
ルンバのスイッチを入れるのは、一番最後だ。
最近、ステップ№3にかける時間が多くなっているように思う。
これは当然の結果。
断捨離が進みモノが少なくなれば、ステップ№1は飛躍的に楽に短時間で終わるから、
余剰の時間とエネルギーを、№2や№3に回せるようになる。
…だけど、ちょっと詰まっているような気がする。
停滞しているような…、淀んでいるような…、エネルギー漏れしているような…。
なんかイマイチごきげんじゃない感じ。
そりゃそうだ。
断捨離歴2年とはいえ、私の住まいには、まだまだまだまだまだまだ不要物が埋まっている。
目に見える場所や目立つ場所は、格段にすっきりしたけれど、
不要・不適・不快は随所に残っている。
捨てまくる日々が半年続き、
その後は一段落して、状態維持に力を入れてきたけれど、
だんだん第一弾で処分を免れたモノたちが、気になって仕方なくなってきた。
そろそろ第2ステージが始まってもいいかも。
私が断捨離を始めた頃、どこから手をつけていいかも分からず戸惑っていたら、
「どこからどう見てもゴミなモノを間引く所から始めなさい。」と、ひでこ先生にアドバイスされた。
どこからどう見てもゴミなモノ。
…いっぱいあったなぁ。(遠い目)
どうして後生大事にこんなモノを取ってあったんだろう…と自分でも笑っちゃうような品々。
それを片っ端からゴミ袋に詰めた。
毎週2回の燃えるゴミの日は、通常ゴミ+1~2袋、
月1回の埋立地行きゴミの日は、通常の3~5倍、
オークションも利用したし、リサイクルストアやブックオフにも行ったし、
フリマにも出店した。
あの時、選に漏れて残ったモノたちが、今はなぜか気に障る。
…それは、私の快・不快を感じるセンサーが、バージョンアップしたからに他ならない。
分別・分類を経て、厳選の段階に入るのかな。
…よし、では初心に返ってまたやるか、回収日ごとに、もう1袋方式。
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