今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

決心から始まる

2012-02-26 17:49:16 | 断捨離とは?

また雪が降ってきた。

もうすぐ3月だけど、春はまだかな…。


昨秋は、なにかと忙しく、庭仕事が思うようにできなかった。

秋っていうのは、次の春に備えて、いろいろする季節。

薔薇の剪定をしたり、球根を植えたり…。

そういうことをサボると、春の喜びが半減する。

…残念ながら、今年の我が庭、
施肥を十分していないから、薔薇の花付きはあまり期待できないし、
植えてないので、チューリップの絨毯も望めない

大丈夫なのは、植えっ放しOKのスイセンくらいかな。

スイセンというのは、手厚く世話をされなくても、
季節になると毎年咲く、健気な植物だ。

花の後に、お礼肥を施すくらいで、本当に手間いらず。

おまけに勝手に増えてくれたりもする。

忘れ去られたような空き地や切り立った崖で、
白や黄色に咲き誇るさまには、思わず見入ってしまう。

いったい誰が植えたのかしら…。

最初の1球は、人間の手によるものだとしても、
その後は、ほとんど自力で増殖したのだと思う。




スイセンだけでなく、モノだって増殖する。

最初の1個は、自分自身が家に持ち込んだもの。

手に入れた時は、嬉しかったかもしれない。

日々の生活で役に立ち、
毎日愛でて、あ~~、よかったなぁ…と思っていたかもしれない。

だけどやがて蜜月時代は終わり、
いつの間にか出番が減って、
そのうち忘れられ、埃をかぶっていく。

そこにあるけど、ないものとして存在するようになる。

そしてきっちり始末をつけないまま、私たちは新たなモノに手を出す。


…モノが、ひとつ、またひとつと増えていく。

それこそ自動的に。


出口は閉まっているのに、入り口は開けっ放しだから、
不要なモノがどんどん堆積し、住まいはゴミ置き場と化す。


う~~ん、スイセンならきれいだが、
縁が切れたモノたちの増殖はいただけない。

限りある住まいのスペースを侵略し、
圧迫感と停滞感を伴って、
あるじの時間と空間とエネルギーを奪っていく。


せっかく春が来ることだし、
時間と空間とエネルギーをしっかり取り戻しておきたい。



…で、「断捨離のスイッチが入りません」というご相談を受ける。

すっきりした住まいを実現したい気持ちはあるのに、
どうにも重い腰が上がらない…と。


はい、はい、はい、よ~~~く分かりますよ

経験者ですからね。


断捨離がオートランに達する前、
つまりまだ経験値が低く、断捨離体力がついてない場合に、
いくつかお薦めできる方法はある。

どこからどう見てもゴミなモノを間引くとか、
引出し1個など、小さなスペースに限ってやるとか、
時間を決めてやるとか。


だけど、その前に大切なことがひとつ。



それは、決心をすること。



「私は断捨離をする」…とほかの誰でもない、自分自身に宣言すること。



不要・不適・不快なモノたちとは縁を切り、
すっきり住まいで自分をもてなし、
ごきげんな毎日を送る。

その手段として、断捨離すると心に決めること。



「断捨離したいな~~」でも、
「断捨離したらいいんだけど…」でも、
「いつか断捨離してみよう」でもなく、
「私は断捨離します」と決心すること。



最初の一歩は、その決心から。


散らかった家に戻り、一気にモチベーションが下がっても、
どこから手を付けていいかわからず、途方に暮れても、
日々の生活に追われて、思うように着手できなくても、
その決心があれば、必ず踏み出せる。

たとえ小さな一歩でも、
目に見えないほどの些細な成果でも、
少しずつ、一個ずつ、ごきげんに近づいていける。

『チリも積もれば山となる』とか『千里の道も一歩から』が、
ただの諺からリアルな実践へと変わっていく。


方法論もフォローアップもシェアも、全部そのあと。


たとえば今日、

「断捨離します!」と決めると決めない…、

それは全く個々人の自由。


さて、どうしますか?





でもセミナーに出たり、仲間と話したり、
本やブログを読んだりすると、
わざわざ決心するまでもなく、
やりたくなっちゃうのが断捨離の不思議なところ


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◆やましたひでこ・オフィシャル・ブログ
断捨離」〜断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
http://ameblo.jp/danshariblog/

 


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