少し前の話になるが、
ゴールデンウィーク明けに、
断捨離入門レッスンの予定が、立て続けに2件入っていた。
お話する内容とテキストは同じだが、
この2件は、状況も雰囲気も全然違うであろうことが、
最初から分かっていた。
そして、そのどちらもが、
私には等しく重要に思えた。
それは立場が違う人たちであっても、
断捨離を知りたい・学びたい…と思っていることも、
人生をよりよくしたいと切望していることも、同じだから。
人生には様々なステージがある。
独身時代から、
結婚、出産、育児、子育てを経て、
また夫婦の生活に戻る。
ずっとシングルの人もいれば、
途中で退職したり、復職したり、
離婚したり、再婚したり、
生きていればいろいろなことがあり、
その時々で状況は、いかようにも変わる。
でもどんなステージにいようが、
学びたい人が学びたい時に、
断捨離と触れられる機会が手近にあれば…といつも思う。
1件目のレッスンは、
ハッピープロジェクトのユカコさんの企画。
彼女が主催してくれたレッスンはこれで3回目。
毎回、素敵な方たちが集まってくれる。
今回のみなさんは、熱心にメモをとり、
目をキラキラさせながら聴いてくださったが、
奥ゆかしい方が多かったからか、
あまり質問も出ず、講義はスイスイ進んで、
予定時間前に終了。
その後は、お茶を飲みながらの断捨離談義となった。
母娘でご参加の方もいらして、
最近、ダンシャベリ会で、母娘の問題が多く語られることもあり、
こうやって一緒にレッスンに参加してくださると、
断捨離をツールにして、相互の理解も深まるなぁ…などと思った。
そして2件目は、子ども連れ限定のレッスン。
企画をしてくれたのは、松任のEmikoさん。
間もなく2人目の出産を控えている若いお母さんが、
自己流で断捨離をしているが、
なかなかうまくいかず、
赤ちゃんが生まれる前に、
どうしても断捨離レッスンを受けたい…と熱望しているとのこと。
臨月で、2歳の幼児がいたとしたら、
たとえ断捨離セミナーがあったとしても、
参加するのは、大変なこと。
今は無理…と諦めてしまう人は多いのではないだろうか。
でも、これから小さな子供を育てていく若いお母さん達に、
断捨離というツールは、とても役に立つ。
Emikoさんと私の見解は一致していた。
小さなお子さんがいても気兼ねなく参加できる。
子どもたちと一緒の空間で。
…となれば、通常のレッスンとは異なってくる。
参加者の自宅に出向いて、
いつもの慣れた環境でやってみよう。
子どもが騒いだり、泣いたりしても、
参加者全員が子ども連れであれば、
お互い様…と思えるはず。
でも2歳児のパワーは怪獣並だ。
そんな中で果たしてレッスンは成立するのか。
…でも、何事もやってみなくちゃ、分からない。
Emikoさんのどこまでも明るい前向き思考に後押しされて、
子ども連れ断捨離レッスンは実現した。
結果、なんてことはなかった。
3組の親子が参加する予定だったが、
急病で1組が欠席。
若いお母さん2名と2歳児が2名。
「ママ~~」とお母さんの注意をひいたり、
膝に乗ってきたり、
ツンツンしてきたり、
話している時に、プクプクのお手々で、
「どうじょ」…とおせんべいを手渡してきたり、
いろいろあったが、全く平気だった。
子ども達は、いつもの部屋だし、
母親の姿が見えるので、不安になることもなく、
またお母さん達は、こういう状況に慣れているので、
リラックスした様子で、話を聞きながら、子どもの相手もしている。
(今更ながらだが、子育て中のお母さんって、
毎日、本当に頑張っているな、スゴイな…と思う。)
2件のレッスンは、全く違うものに見えるが、実は同じもの。
どちらも、住まいの片づけを通して、
思考と心を片づけ、よりごきげんになる、
断捨離という生き方のトレーニング法を学んでいる。
いろんなタイプの講座が求められているし、
また可能であるということが、
今回、私が学んだレッスン。
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と、思い出に?浸っている場合ではないのでした。
「どうじょ」の時代の方が、家が片付いていたという事実(拾い食いするので)。
今は床に物が...Orz
それを断捨離で学びました。
素敵ですね(*^^*) どこでもいつでも学べますね(*^^*)
でも、今は自分がごきげんになるための、やりたいお片づけ。
そうでしょ?^^
>ふうこさん、コメントありがとうございます。
断捨離は、いつでも、どこでも、誰でも学べることなので、セミナー参加が難しい状況にある方たちに門戸を開くお手伝いができれば嬉しいです~~。
ジャッジも責めも後悔も、私たちには不要ですね。