兼六園のすぐ近く、
21世紀美術館からは歩いて3分、
森の中の石段を上れば県立美術館、
金沢歌劇座や県立図書館など、文化施設に囲まれた和風家屋。
金沢石亭をダンシャベリ会によく使うのには、訳がある。
雰囲気がいい、
お店の人が感じがいい、
お庭がきれい、
広々とした個室を貸してくれる、
お料理がおいしい。
お料理が出た後は、
デザートになるまで放っておいてくれる。
多少の長居には、目をつぶってくれる。
(厨房には逆さ箒が立ってるかもしれないが…)
そしてなにより、必ず話が盛り上がる。
文月のダンシャベリ会第2弾の参加者は、
私を含めて8名。
うち4名はセミナー未参加の、
だけど断捨離に興味津々の方たち。
あとの3人は、すでにベテランの風格を漂わせる
バリバリのダンシャリアン。
プラチナ・セミナーの経験者もいる。
面白い顔合わせだなぁ…と思っていたら、
案の定、めちゃめちゃ弾けたダンシャベリ会となった。
前半は、捨てられない、
どうやって捨てたらいいのか、
何を捨てたらいいのか…といった、
主に対モノの話。
初心者に向かって、いきなりピーラーの捨て方を指南する私を、
「でもね、最初は、コンビニでもらったアイスのスプーンとか、
割り箸とかストローとか、どうでもいいものから捨てたらいいよ。」
…とベテランさん達が軌道修正してくれる。
う~~ん、みんな、なんか頼もしいな。
捨てる服をごみ袋にまとめてあるのに、
そのごみ袋が捨てられないとか、
もったいない、まだ着られるという悩みとか、
誰にでも経験のある話題で大いに盛り上がる。
捨てるには忍びないから、
被災地に送ったら?…という提案には、
被災直後ならいざ知らず、
もうその時は過ぎた。
日本全国から送られた物資は、すでに過剰で行き場がないという。
自分の要らないモノは、被災地の人も要らない。
捨てる痛みや罪悪感は、被災地に押し付けるのではなく、
きっちり自分で引き受けよう!
ダンシャリアンらしい、潔い結論に達する。
そして後半、ある方がかなりパーソナルな悩みを吐露した。
彼女の悩みは2段重ね、
聞いているだけで、辛くなるような話だった。
実際、涙ぐむ人も。
だけど驚いたことに、
ほぼ同じ問題をすでに経験した人が、
この小さな集団の中に3人もいたのだ。
そして、いかにしてその苦しい日々を生き抜いてきたか、
自分の体験をシェアしてくれた。
あまり人には言いたくない類の話なのに、
初対面同士だというのに、
どうしてこんな深い話ができるのか。
でもこれがダンシャベリ会のすごいところだ。
たとえ初参加であっても、
ここが安心・安全な場であることを、
肌で感じるのだろうか。
そして誰もが、素直に、真摯になる。
深い悩みは、
誰かに聞いてもらうだけでも
気持ちが軽くなるものだが、
さらに実体験を伴う共感を得られたら、
それはどんなに大きな慰めとなることだろう。
今回も、あっと言う間の3時間だった。
「さよなら。」「また今度。」
分かれ際の皆さんの笑顔は、とてもきれいだった。
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相変わらず楽しそうだな~
次のダンシャベリ会は、いつ参加できるだろう?
けど、その前に私は自分の信じた道を
歩きます。
もうすぐ・・なんです^^
何段階にもパワーUPした私で
お会いできるのを楽しみにしてます♪
なんと主人もほんの少し 断捨ってました!びっくりです。
次回また参加できることを楽しみにしています。
御一緒できた皆様 ありがとうございました。
断捨離はゴールでも目的でもなく、自分が羽ばたくためのツール、ステップアップのための踏み台なんだなぁ…となみさんを見ていて感じます。
何段階もパワーアップしたなみさん、楽しみにしています。
>えみさん、2年の時を経て、やっとお会いできましたね^^。
しなければ…ではなく、したい!…と思ってこそ、長続きするというもの。
断捨離は一生続くトレーニングですから、焦らずコツコツやりましょう。