まずは台所から洗面所へ続く廊下。
廊下って、ついつい雑多なモノの溜まり場になってしまう。
ほんの一時的のつもりで置いたが最後、そのまま半年とか…
では、とくとご覧あれ
これがビフォー。
右手前のワゴンには、主のいなくなったハムスターケージが乗っている。
その横にはトイレットペーパー。
なんでここ?
ペーパーの上にはワンコのぬいぐるみが放置されている。
壁のコルクボードもプリント満載だ。
奥のワイヤーラックには、足ふきマット、掃除用具、シャンプー等の買い置きの品々。
突き当り右が風呂なので、場所としては間違っていないが、ゴチャゴチャ感は否めない
だが成せば成る!
断捨離後はこうなった。
すっきり空間が出現
突き当りのワゴンは、左手のクローゼットがもう少し片付いたら、内部に収められると思う。
だが多分やました先生なら、「そのワゴンもいらないでしょ?」…と仰るだろう。
お次は娘の部屋。
高さ2メートル近い巨大なスライド式本棚があった。
スライド式の部分はコミックや文庫しか入らない奥行きなのだが、そもそも我が家にはマンガ部屋が存在するので、娘の部屋に大量のコミックはない。
帯に短したすきに長し、奥行き15cmはなかなか使いづらいサイズで、行き場のないモノが乱雑に詰め込まれ、そこに分厚い埃が積もっていた。
色も重厚でとにかく圧迫感がある。
(写真はほとんどモノを出した後の状態)
この10年選手の本棚をダンシャった。
だが棚は必要なので、半分以下の大きさの可動棚式シェルフを導入。
マイケル様の祭壇もリニューアルした。
断捨離の精度としてはまだまだ甘いけれど、思春期の女の子はいろいろ飾りたがる生き物なので、その楽しみは残してあげよう。
以前よりもマイケル様が際立って、娘も嬉しいんじゃないかと思う。
こうやって少しずつでも、目に見える成果が上がり始めると、生活の中に様々な変化が現れる。
特に顕著なのはキッチンだ。
私はこれまでシンクやコンロ周りの掃除が嫌いだった。
掃除しない → すごく汚れる → 掃除に時間がかかる → 億劫になる → 先延ばしにする → もっと汚れる
かくて無限のループで台所は汚れ続けるのであった。
そ・れ・が!
断捨離後は、気軽に掃除をするようになったのだ。
皿洗いのついでに、メラミンスポンジでささっとシンクやコンロ周りを磨く。
5分もかからない。
たいして億劫でもない。
どうしてこんなに簡単なことが、今までできなかったのだろう。
答えは簡単。
軸のずれたモノたちが腐臭を発する台所は、1分でも早く立ち去りたい場所だったからだ。
だからたった5分の掃除が嫌でたまらない。
最後に冷蔵庫の野菜室を披露しよう。
これまでは、野菜類がぎっちり詰め込まれ、下の方には何があるのか分からなかった。
冷蔵庫の中に野菜の地層が形成されていた。
なにがストックされているか分からない状態で買い物に行き、その都度、新たな野菜を買い込む。
下部の野菜はやがて萎びて、原形を留めないまでに溶解する。
そして「ギャ~~~ッ、何これ!」と大騒ぎしながら捨てるのが習慣化していた。
そんなブラックホールのような野菜室が、最近はこんな感じだ。
断捨離で人生は変わる。
少なくとも、我が家の野菜室は激変した。
なんとも有り難いスキルではないか!