張り切ってマジメに練習する人ほど、腱鞘炎や関節炎を患う危険性が高くなる。
最近ちらほらと増えてきたかな〜。
マジメに練習しないよりよっぽどいいんだけど、ケガは問題です。
特に腱鞘炎になったら、ほぼ治らないといいますからね。
で、対処の仕方としては。
(最後を除いて、どれも可能性低いけどね。。)
1.ウクレレをひかない。これがいちばん現実的。
イヤという人は以下参照。
2.Jポップスやらジャズやら複雑なコードの出てくる曲をひかない。
本来ギターやキーボードで作ってる曲をウクレレソロにアレンジするのは無理がある。無理があるがゆえに困難なコードを使ってしまうので、余計な負荷がかかりやすい。曲を4弦向きのシンプルなものにしたほうがいいです。
イヤですか?そうですか。
3.いやならせめて4弦を省略せい。
生徒にはいつも言ってるけど、4弦は飾りの弦。Bフラットで苦労してる人なんかは4弦抜いて残りの3つだけを弾けばよろしい。
たいがいそのあとにやさしい押さえ方の解決コードがくるので、不自然には聞こえないので、安心して難しいコードは4弦を抜こう。
大体これでかなりの手の障害は防げるかと思うけども。
姿勢の悪さからくる腱鞘炎も多いからねー。
5.とにかくストラップ。
ひもつけないで、抱えるような姿勢で低く構える人は力の抜き方身に付けてないと腱鞘炎まっしぐらです。
特にソロを弾きたい人は要ストラップ。
6.ウクレレのサイズと厚み。
サイズが合わないウクレレを使ってると手を炒めやすい。チャーハンか。
どのサイズのウクレレが合うかはきちんとした指導者のアドバイスが必要。以外とウクレレのサイズの他に厚みも考慮すると良いです。
薄いウクレレはけっこうひきやすかったり。ひきにくかったり。人による。サイズも音の省略とか融通の効く人ならば、テナーやバリトンのほうがひきやすかったり、ソプラノだと小さくて逆に手を痛めやすいとか、人による。これを知るだけでも習いに行く価値はあると思うんですが。
7.難しい押さえ方のコードは同じ名前の易しい押さえ方のコードに置き換える。
コードブックを見て。
8.はやく病院へ行きなさい。
付録
既に腱鞘炎や関節炎になってる人が主にウクレレを楽しめる方法としては、ウクレレ重奏、合奏アンサンブルという可能性があります。
合奏の楽譜は基本的に易しいので、ソロを弾くより指の負担ははるかに小さいため、既にケガをしてるけど弾くことを諦めきれない人はアンサンブルでのソロとは違う楽しみ方も模索するといいかもねー、合奏相手見つけるのタイヘンですけどねー。