ヒガンバナ
ヒガンバナはちょうどお彼岸の時期に見られる花です。
葉がないのに、突然花が見られるので大変目立つ花です
彼岸に咲くのは、ヒガンバナは気温の変化で開花する特性があるからです。
「暑さ寒さも彼岸まで
ちょうどこの時期涼しくなり始めた頃に、花が咲くというのがヒガンバナの生態です。
ヒガンバナは花が終わると、その後「葉」のみが出て、冬を過ごします。夏になると「葉」もなくなり休眠期に入ります。気温が下がってきたお彼岸の頃に花が咲くのです。
日本で咲いているヒガンバナは、すべて実をつけません。ヒガンバナは、すべて3倍体だからです。
中国には、2倍体で種子をつけて繁殖するヒガンバナがあるので、日本の個体も中国由来といわれています。
どのように日本にやってきたのかはわかりませんが、有史以前に渡来・帰化した植物、史前帰化植物とされています。
赤い花から、別名「毒花」や「死人花(しびとばな)」と呼ばれます。
しかし、球根の方にアルカロイドがふくまれますので、モグラをよけに植えたとも
球根のでんぷんは飢餓のときの食料にするためにむやみに食べないように「毒花」とつけられたという説もあります。
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