アセロラAcerola(キントラノオ科)
「ビタミンCが豊富な赤い果実」として、アブラジルの北東部で栽培されており、主に飲料に使用されています。日本でもセロラドリンクの名で清涼飲料水として販売されているのをご存じでしょう。
熱帯の食用果実のなる常緑低木又は高木、高さ2~3(6)m、幹は短く、枝を広げる。葉は対生、単葉、葉柄は短い。メキシコ、南アメリカ(ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、グアテマラ、ベリーズ)原産
ブラジルは世界最大のアセロラの生産国および輸出国です。90以上の品種があるといわれています。
15世紀にスペイン人やイギリス人によって世界に広まりました。
カリブ海の島々でも非常に人気があり、アセロラを「バルバドスの桜」と呼ばれています。
日本へは1958年に沖縄にはいってきました。沖縄はアセロラ栽培の北限で、日本で唯一のアセロラ生産地となっています。
ブラジルで栽培されているのは酸味が強い酸味系の品種、沖縄では甘味が強い甘味系の品種を栽培しています。
日本のアセロラドリンクは薄められているので、アセロラ自体の風味はあまりありません。
トメアスではすっぱくてとてもそのままでは食することはできないので、ジュースに加工して販売します。
世界保健機関は、1日に4個のアセロラで. 免疫力の向上に加えて、抗うつ剤、抗真菌剤、抗酸化剤、血糖調節、消化器系調節などの効果があることを報告しています。
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