野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

ツチイナゴ

2018-11-12 | フィールドガイド-昆虫編--

稲刈りが終わるとコバネイナゴがえさを求めて飛び回る

イナゴ佃煮とは実はコバネイナゴの佃煮。再び昆虫食が注目されるかも

ツチイナゴ(バッタ科)
体長38~50mm.丘陵地や平地の乾いた土地の草むらにすんでいます。

複眼の下に暗緑色条があって、ちょうど涙を流しているように見えます。

10月上旬に成虫となり、そのまま越冬するので、冬でも見られる数少ないバッタです。

マメ科のクズの葉を好んで食べます。


コバネイナゴ(バッタ科)
体長オス28~34mm、メス40mm。体の側面に濃茶色の筋があり、8~11月ごろに水田やその周辺の草地で見られます。

イネの害虫として嫌われてきました。

昔から食用とされ、佃煮などにして食べられていました。

今でも各地の土産物として見かけることがあります。


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