野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

猪名川上流の水生生物

2018-07-17 | フィールドガイド--水生生物--

猪名川上流奥猪名健康の里で捕まえた水生生物です

シマゲンゴロウ(準絶滅危惧(NT))

止水性のゲンゴロウでため池、湿地、水田などに生息する。5〜7月頃は幼虫で、夏以降に成虫として見られる。

フタスジモンカゲロウ

河川上流でふつうにみられるモンカゲロウ。砂泥底に潜っている。6~8月に羽化し、森林内をよく飛んでいる。

タイコウチ

カメムシ目タイコウチ科に属する水生昆虫。体が扁平で、全体に暗褐色でほとんど光沢がない。前足を動かす仕草が太鼓を打つのに似ていることから、この名前がついた。

ガガンボ

成虫は『大蚊』という字をあてるように、蚊を一回り、二回り大きくしたような形態をしています。蚊のように人間を刺すことはありません。
幼虫は芋虫のようで、土の中で植物の根を食べて成長する。


カクツツトビケラ

中上流部に生息するトビケラの仲間。幼虫は枯れ葉の堆積した場所に生息しています。食性は雑食ですが、落ち葉やその上に生える藻類、生の葉を主に食べます。

ウルマーシマトビケラ


中上流部に生息するトビケラの仲間。 体は全体的に褐色で、腹にはふさふさしたエラがたくさん生えています。落ち葉や藻類を食べます。

 


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