クロイトトンボ(イトトンボ科)
ため池で5月よりよく見られる小さなトンボ、イトトンボです。主に水生植物が多い開けた池や沼、川の止水域などで見られます。
オスはしっぽの先が2節青くなっているのが特徴です。
10 月くらいまで見られます。
雄は水面に浮かぶ葉の上などに止まって縄張りをつくります。
産卵は多くの場合、オスとメスが連結したまま、池の水面に出た水草などに静止して行います。
ときには、完全に水中にもぐって潜水産卵するようすもみられます。すごい勢いんで水の中に連結して潜っていく姿はおどろきです。
クロイトトンボのヤゴは、尾鰓の先寄りに3個の連続する褐色斑があるのが特徴です。
産卵を水面付近の植物組織内に行うので、ヤゴも水生の植物の水中部分にしがみついた状態で見つけることができます。
幼虫は通年見つけることができるヤゴです。
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