オモダカとミズオオバコ
この時期水田は中干といって、いったん水を抜き、イネの根の成長をうながします
このため、水田の水の生き物はいったん絶滅することになるのですが、
田んぼのまわりが深く掘られた水田(湿田がおおいです)ではそのまわりに生き残ります
その中には貴重な生き物も多いのでこの時期の観察は結構面白いものです。
水田で見られ、7月から10月ごろに白い3弁花を咲かせる。
葉は鏃形(やじりがた)で、上部の裂片よりも下部の裂片のほうが長く、先端が尖ります。
雌雄同株で、花序の先端に雄花が、下部に雌花がつきます。
水田の雑草としえあつかわれますが、有用種であり根茎が食用、薬用になります。
名前のゆらいは、葉のかたちが人の顔に見えることから。
ミズオオバコ
水田・用水路・溜池などで沈水状態で生育する1年草。
普通オオバコに似た葉を根生する。
花期は7月~9月。
水面または水上で白~淡紅色の3枚の花弁をもった花が見られます。花は一日花です。
兵庫県では絶滅危惧(RD)のCランクに
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