枝野幹事長や原子力安全保安院の会見に
えっ それってどういうこと???
数字に疎い私は思ってしまい
結局のところ何がどうなっているのか
頭の中で整理できずに毎日過ごしています。
昨日、NHKの朝の番組で
東京大学の前川和彦名誉教授のお話が耳に残りました。
お話の内容はざっと下記の通りです。
☆「セシウム」と「ストロンチウム」から身を守るために
「セシウム」 は 「カリウム」
「ストロンチウム」 は 「カルシウム」
と性質が似ている
体の中に「セシウム」「ストロンチウム」が入ると
「カリウム」「カルシウム」と同じだと認識され
骨の中に吸収される。
体内にカリウム、カルシウムが不足している状態で
セシウム、ストロンチウムが体内に入らないように
することが重要。
カリウムが豊富な野菜・果物
カルシウム豊富なダイコンの葉っぱや小魚を
しっかり食べましょう。
放射能汚染されたホウレンソウがみつかり
出荷停止になった地区も出てきました。
その余波で、葉物野菜があまり売れなくなったと
小売の方からききました。
放射能の不安から、
野菜や果物を食べるのを控えていると
ビタミン・ミネラル不足になってしまいます。
栄養バランスが崩れた食生活をしていると
有害物質が体の中に吸収される状況になり
負のスパイラルに陥る・・・
被災した小学生が栄養が満足にとれない
状況で口内炎になっています。
明らかにビタミン不足です。
今まで私たちが経験したことのない状況だからこそ
風評に惑わされることなく
野菜・果物を食べて、健康な体をつくっていくことが
私たちに求められています。
ナバナ↓ 東北地方ではカキ菜といわれているそうです
葉もの野菜に多く含まれる葉酸には
造血作用があります。
胎児・新生児期の神経系を形成するので
特に女性には必要なビタミンです。
妊娠を希望している女性は一日400マイクログラム
摂取することが望ましいとされています。
これは、3皿分の野菜に相当するそうです。
野菜・果物の力はすごい!!
『たね蒔きジャーナル』に出ておられた
京大原子炉実験所の小出裕章先生によると、
現在の状態は相変わらず深刻である事と、
政府と東電の対応も全然ダメだそうです。
先述の小出先生によりますと、
政府と電力会社の原子力政策は、
原発推進のみで動いて来たものであり、
重大事故が起こった場合への対応についても、
「重大事故は起こらない」
として、全然考えなかったそうです。
最近は新聞でもそのようなことが
書かれていますね。
サルコジ仏大統領が来日したのも
危機感の表れですよね。