久々の甘辛大阪人目線です。
ちょっと突っ込んでみたいことがあります・・・
我が家の息子の最近の口癖
母さん、俺・・・ヤバイかも
えっ なにあったん
もしかしたら数学、100点かもしれん
そのヤバイはいい意味なん?
そう。
この会話ってなんかおかしい
私が高校生の頃の「ヤバイ」は
悪い意味でつかわれていたはず。
ヤバイッ、 宿題してくるの忘れた
ところが最近は良い意味で、
それも最上級の褒め言葉のようなニュアンスで
若者たちは使っているような気がします。
最初にいい意味で使ったのは
SMAPの木村拓哉さんが
何か美味しいものを食べたときに
これ、ヤバイ
と言って、それから若者たちが使いだした と
何かの記事で読んだ記憶があります。
先日「にっぽんトラベルレストランin富山」で
県外のお客様にエゴマのプチレッスンをしたあと
魚津の藤吉さんで食事会をしました。
そのときも・・・・
主催者のNさんが私に言いました。
大阪人さん、エゴマ ヤバイですよ
おばちゃん、それを聞いたとき
エゴマに何か不都合があったのかと思って
とってもドキドキしたのでした。
そしたら、エビフライの衣に
エゴマを使った一皿が登場
皆さんから歓声が上がって、やっと理解した次第。
それはそれは、とても香ばしく美味しいエビフライで
facebookにアップしたところ
野菜ソムリエ仲間からもうれしいコメントが
いっぱい入ったのでした。
息子が「ヤバイ」と言ったテスト、
ほぼ100% 結果は悪いほうの「ヤバイ」になるのです。
「ヤバイ」の両刀使い
ヤバイって言葉 どうなんでしょうね。
おばちゃんは聞くたびにどんな反応をしたらいいのか
戸惑ってしまいます。
リアクションのテンポが悪いのは
そういう理由なんです。
若者たちよ、ごめんね
ヤバイ(*_*)
もちろん、いい意味で…
美味しい物があると…
これ、ヤバくない?
でも私個人としては
やばい = 行けないこと
なので変な感じです
結果が悪いものだと予測していたら、
予測以上の結果だったので、
その事に対する戸惑いと怖さが、
「ヤバい」なのでしょうね。
(意外な嬉しさorキツネにつままれた)
夏頃の放送だったと思いますが、
『ちちぷいぷい』でも言葉の問題が取り上げられ、
そこで出て来たのが「普通に美味しい」です。
不味いと予測していたものが、
食べてみたら普段から食べ慣れた味だったので、
「普通」と言うのだろうと思います。
凄く良かったことも
危ないと思ったことも
やばい!って 言ってる息子(^▽^笑)
その時の 雰囲気で どっちか 判断です;^^;
テレビではよく
「これ、ヤバイ」
って若者が使っていますね。
「これ、うまい」
の意味で。
私は美味しいときによく使うのが
「めちゃおいしい」
これもよく考えてみたらおかしいですね((+_+))
世間では良い意味で認知されているんでしょうね~。
私はやっぱり悪い意味で理解しているから
なかなか受け入れられずにいます。
先日の「あさイチ」で
有働由美子さんが
「普通においしい」
と何かを食べたときに言ってました。
ちょっと躊躇するような食べ物を食べたときの
感想だったので
「思ったほどまずくない」
ってニュアンスでした。
やっぱり今の若い子たちは
良い意味で使っているんですね~。
私が子供のころは
「ヤバイ」といったら
「下品な言い方やめなさい」
って叱られました。
言葉って生き物です・・・